スズキ トモヤ   SUZUKI Tomoya
  鈴木 智也
   所属   広島修道大学  人間環境学部
   職種   助教
発表年月日 2022/09
発表テーマ 親子判定から見えてきたコオイムシの繁殖戦略
会議名 第82回 日本昆虫学会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 共同
開催地名 松本
発表者・共同発表者 鈴木智也, 大庭伸也, 東城幸治
概要 昆虫の仔育てには母育、両親育、父育の3つのパターンがありますが、父親のみが世話をする父育は非常に珍しいです。コオイムシ科昆虫は全種が父育を行い、特にコオイムシ亜科はオスが卵塊を背負って保護します。本研究では20ペアを自由交配させ、遺伝子解析により約35%の卵が他オスの精子で受精していることが分かりました。また、卵を背負わずに子孫を残す「やり逃げオス」も確認され、この行動は「オスの托卵」と言えます。本研究は父育進化の新たな理解に繋がる重要な成果です。