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スズキ トモヤ
SUZUKI Tomoya 鈴木 智也 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 助教 |
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| 発表年月日 | 2014/03 |
| 発表テーマ | 東アジア産コオイムシ類における進化生物学的研究 |
| 会議名 | 信州大学山岳科学総合研究所2013年度研究報告会 |
| 学会区分 | 国際的な研究会・シンポジウム等 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 松本 |
| 発表者・共同発表者 | 鈴木智也, 谷澤崇, 東城幸治 |
| 概要 | 東アジアに分布するコオイムシ Appasus japonicus とオオコオイムシ Appasus major は、形態や生息場所が非常に似ており、区別が困難とされてきました。本研究では、これらの種の形態的特徴を再評価しつつ、ミトコンドリアDNAと核DNAの解析を行いました。その結果、形態だけでの識別には限界がある一方、遺伝子解析によって両種の明確な遺伝的差異が確認されました。さらに、各種の個体群は地域ごとに遺伝的に区分されており、山岳地形や海峡の形成が遺伝的多様性の形成に寄与していることが示唆されました。これらの知見は、同属種の進化史や分布形成の理解に重要な示唆を与えます。 |