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クロトビ トモカ
KUROTOBI Tomoka 黒飛 知香 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 准教授 |
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| 発表年月日 | 2026/05/31 |
| 発表テーマ | 市販アルコールチェッカーを用いた醸造酢中のエタノール含量の新規測定法の検討 |
| 会議名 | 日本食生活学会第72回大会 |
| 主催者 | 日本食生活学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 城西大学 紀尾井町キャンパス |
| 発表者・共同発表者 | 〇黒飛知香,多山賢二 |
| 概要 | 醸造酢中のエタノール濃度はガスクロマトグラフなどの機器による測定が一般的であるが,高額な機器の導入が困難な中小零細企業では安価な清酒用の高濃度アルコール測定機器などを代用している。本研究では呼気中のアルコール濃度の簡易測定に用いられている安価なアルコールチェッカーによるエタノール(0.1~0.6 %)の定量方法について検討した。あわせて,アルコールチェッカーによるエタノール濃度の測定安定性についても調べた。アルコールチェッカーの測定値は,使用開始から2週間目以降に安定しない状態に陥った。そこで,気体注入方法を変更したところ,測定値が安定化することが確認できた。同一サンプルを測定する際には,測定2回目から4回目での中央値を採用した結果,数値の再現性が向上することを確認した。溶液中のエタノール濃度は,0.3 %から0.6 % (V/V)の範囲において測定可能な標準曲線を描くことができたが,0.3 %未満についてはアルコールチェッカーの感度不足により測定不可となった。次に,NaOHで中和した醸造酢を用い,エタノール酵素キット法の測定値と比較した結果,アルコールチェッカーで得られた濃度は平均1.7倍もの高値を示し,実用性には乏しい結果となった。しかし,酢酸発酵の前工程にある「米が原料の酵母による酒精発酵」では,エタノール以外の成分が相対的に低濃度であることから,この発酵管理にはアルコールチェッカーを活用できる可能性が示唆された。 |