イノウエ リン   INOUE Rin
  井上 凜
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   助手(助手)
発表年月日 2024/11/16
発表テーマ 低学年の担任教諭に対する学校給食支援ボランティアの実施に関する調査結果と学校給食支援 ボランティアについて
会議名 一般社団法人日本学校保健学会第70回学術大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 村上淳、藤本絵未果、北島葉子、井上凜
概要 相互理解に基づく互いに利点のあるサービスラーニング(SL)として「学校給食支援ボランティア」活動を過去に立案、実施してきたが、コロナ終息後、改めてその内容等を見直すために広島市内の実施対象校となる受け入れ側の担任教諭に対して学校給食およびボランティア活動に関する調査を行った。学生がボランティアに入った1、2年生のクラスの教員13名に対して、実施後学校給食およびボランティア実施等に関する調査を実施(単一回答項目7,複数回答項目3,自由記述回答5)した。ボランティアの必要性は肯定的な教員が半数以上を占めた。効果期待学期はおよそ半数が一学期を希望した。効果期待学年(複数回答)は、1年生69.2%、2年生46.1%、3年生15.4%であった。実践の内容(複数回答)は、給食の配膳作業、給食時間の食の指導、給食時の後片づけ、給食の運搬作業、給食時の児童との共食、給食後の休憩時間の児童との遊びが多かった。給食時の負担感(軽い、思い)6.23点、給食への期待感(楽しみ・好き、辛い・嫌い)3.85点であった。低学年担任教諭の給食時の作業負担感は多く、給食時の負担感と給食への期待感の2軸でグラフ化すると負担を感じて給食が楽しめない、負担は感じても給食は楽しめる、負担はないが給食を楽しめない、負担はなく給食を楽しめるの4つのグループに分かれることが分かった。