ハセガワ ナオヒロ
HASEGAWA Naohiro 長谷川 尚弘 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 助教 |
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発表年月日 | 2020/10/30 |
発表テーマ | ホヤ類の系統分類学的研究 |
会議名 | 第5回ホヤ研究会 |
主催者 | 堀田耕司、赤星太一、若井舞希、紫藤拓巳、 船越悠、小暮悠暉、戸塚望 |
学会区分 | 国際的な研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | オンライン |
発表者・共同発表者 | 長谷川尚弘 |
概要 | ホヤ類の系統分類学的研究を行ってきた4年間の成果について発表を行った。内容は次の3つであった。①カタマリムラボヤの再記載的研究。この研究では北海道厚岸湾をタイプ産地とするカタマリムラボヤのタイプ標本と同属他種のSyncarpa oviformisのシンタイプを形態学的に比較するとともに、カタマリムラボヤのトポタイプからDNAを抽出し、本種のシロボヤ科内における系統的位置を推定した。②Polyandrocarpa属の1種に関する分類学的研究。沖縄県瀬底島周辺海域よりPolyandrocarpa属に属するホヤ類が採集された。この標本の形態を観察したところ同属他種のPolyandrocarpa misakiensisに繊毛溝や腸管の形が似ているが、入水管の触手の構造と数、胃の内壁の襞の数、胃盲嚢の有無が異なることが分かった。③群体の個虫が小さいのは何故か?分子系統解析と数理モデルによる演繹的アプローチ。この研究を遂行するための研究資金を集めるためのクラウドファンディングに挑戦中であることを周知した。 |