ヤマウチ アリノブ   YAMAUCHI Arinobu
  山内 有信
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
発表年月日 2006/06
発表テーマ 生活習慣病予防のための食育の必要性(Ⅰ)-食品の機能性(食物繊維)の利用-
会議名 第1回 日本食育学術会議
主催者 日本食育学術会議
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 愛知
発表者・共同発表者 共同発表者:伊丹純子,來山久美,山内有信
概要 食物繊維の効果として,寒天摂取の血糖値上昇抑制効果をヒトでの経口糖負荷試験において検討した結果,不溶性食物繊維であるセルロースを砂糖と同時に摂取した場合は,砂糖のみの摂取とほぼ同じ血糖値の上昇であったが,粉末寒天を同時摂取した場合は,30分後の血糖値が有意に低かった。また,ラットにおいて,ラードを含む高脂肪食をベースとした無繊維食,セルロース食,粉末寒天食で2週間飼育した結果,粉末寒天食は,無繊維食に比べて,血中コレステロール,中性脂肪濃度が有意に低く,HDLは有意に高値であった。また,セルロースでも同様の効果が若干得られた。
本人担当部分:研究責任者として研究の統括と実施全般,データ処理・解析と考察,および発表用図表作成を担当した。