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スズキ トモヤ
SUZUKI Tomoya 鈴木 智也 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 助教 |
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| 発表年月日 | 2009/09 |
| 発表テーマ | 親の繁殖適応度を高める仔 –オス親が子育てをする昆虫・コオイムシのユニークな繁殖戦略と胚発生について– |
| 会議名 | 第11回 進化学会 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 開催地名 | 札幌 |
| 発表者・共同発表者 | 谷澤崇, 鈴木智也, 東城幸治 |
| 概要 | コオイムシのオスは、卵塊を背負って世話をする父育行動を進化させてきました。オス親が細かく世話をすることで卵の発生率が高まり、卵塊がオスの背から落ちると発生率が著しく下がります。一方、孵化が終わった空の卵塊を背負い続けることは繁殖上の不利益です。そこで、孵化直前の胚が特殊な器官から酵素を出し、卵塊の固着力を弱めてオスが卵を剥がしやすくしていることが本研究によって示唆されました。つまり、仔が親の繁殖成功を支える独特のシステムが明らかになりました。 |