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スズキ トモヤ
SUZUKI Tomoya 鈴木 智也 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 助教 |
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| 発表年月日 | 2024/07 |
| 発表テーマ | Reproductive strategies in paternal care and unpreceded “male brood parasitism” in insects |
| 会議名 | The 6th Biannual Conference of the Asian Society for Hydrobiology |
| 学会区分 | 国際学会 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | Suzuki T, Tojo K |
| 概要 | 繁殖戦略は生物の進化的適応度に大きく影響します。なかでも「親の世話」は適応度向上の一つの戦略ですが、通常はメスが大きな負担を負い、オスが単独で育児をする「父育」は非常にまれです。オスによる仔の保護行動は再交尾の機会を減らし、繁殖コストが高くなります。本研究では、父育を行うコオイムシ科のコオイムシを用い、自由交尾実験と分子マーカーによる親子判定を行いました。その結果、父性は予想外に低く、オス間での「托卵」も明らかになりました。この発見は昆虫で初めてであり、繁殖戦略の進化に重要な示唆を与えます。 |