シマダ サオリ
SHIMADA Saori 嶋田 さおり 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2024/09/06 |
発表テーマ | 中国・四国支部の多様な調理法と家庭料理の伝承調査-支部調査:広島県8地域における郷土料理の喫食状況と調理経験- |
会議名 | 一般社団法人日本調理科学会 2024年度大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 住田尚子,嶋田さおり,木村安美,久恒まなみ,岡本洋子 |
概要 | 回答者201名の地域別割合は,西部43.8%,中部22.9%,東部1.5%,尾道・三原・竹原5.0%,福山10.4%,瀬戸内沿岸11.4%,芸北山間2.5%,備北山間2.5%であった。居住年数は86.6%が15年以上であった。郷土料理の喫食場面は,家族が39.3%,学校が23.0%であり,地域差は認められなかった。広島県の郷土料理11品の家庭での喫食経験について,うずみ,わにの刺身,松茸入りすき焼きについては,当該地域ではよく知られているものの食べない割合が高かった。いぎす豆腐は当該地域でも知らない,食べない割合が高かった。いが餅は当該地域で行事食としての摂取頻度が有意に高かった。たことわけぎのぬた,くわいのから揚げは当該地域で摂取頻度が有意に高く,家庭料理として根付いていると推察された。調理経験については,お好み焼きは地域差があるものの調理経験がある割合が高かったが,他の料理はすべての地域で調理経験がある割合は低く,家庭内で調理されなくなっている現状が明らかになった。 |