カワムラ クニオ
KAWAMURA Kunio 川村 邦男 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2011/11/09 |
発表テーマ | 溶融シリカキャピラリーを用いる分光法:高温高圧液相反応のその場観測 |
会議名 | 第31回キャピラリー電気泳動シンポジウム |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 鶴岡 |
発表者・共同発表者 | 川村邦男 |
概要 | 生物系統樹の解析や化学進化実験により,生命は超高温高圧の海水中で誕生したと考えられている.我々は,熱水中での化学反応を観測する研究ツールを開発しつつ生命の起源を検証してきた.この過程で,溶融シリカキャピラリーをフローリアクターの反応炉として用い,高温高圧液相反応をミリ秒〜秒レベルの時間範囲でその場追跡する方法論を確立した.これは,地球化学・鉱物学・溶液化学などの基礎分野や,有機合成反応・無機材料の水熱合成・環境技術などの応用分野の研究を格段に促進する新しい研究開発ツールとして期待されている.今回は,紫外可視吸収スペクトルのその場観測法について最新の成果を報告した。 |