ナカゾノ ヒロユキ
NAKAZONO Hiroyuki 中園 宏幸 所属 広島修道大学 商学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2020/11/08 |
発表テーマ | イノベーションを駆動する探索と活用の相互作用 |
会議名 | 日本経営学会第95回大会統一論題に向けた「研究会」 |
主催者 | 日本経営学会 |
学会区分 | 国際的な研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 同志社大学(オンライン) |
概要 | 近年、イノベーションの実現において「探索と活用」に基づく「両利きの経営」が注目されている。この観点において変われない組織とは、「探索と活用」のバランスが崩れており、かつパフォーマンスが低下しつつある組織を指すといえるだろう。これは「探索と活用」あるいは「両利き」の中心的研究課題である。しかしながら、未だ「探索と活用」と「両利き」の概念およびその関係性についてはいくらかの混乱が見受けられる。そこで本報告では、組織レベルの「探索と活用」を動態的な視角に基づいて整理・分析する。具体的には、「探索と活用」の相互作用に着目して、日本企業とアメリカ企業の複数事例分析を行うことにより、「探索」を起点とした不均衡状態から「両利き」に至るプロセスを明らかにする。このプロセスから、「両利き」であることが「探索」の効果をさらに高めるという波及効果が示唆される |