イシヅカ ヒロユキ
ISHIZUKA Hiroyuki 石塚 浩之 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/09/04 |
発表テーマ | 同時通訳における情報保持:相関モデルの立場から |
会議名 | 日本通訳翻訳学会第23回年次大会 |
主催者 | 日本通訳翻訳学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | オンライン開催 |
発表者・共同発表者 | 石塚浩之 |
概要 | 通訳者の認知処理は、原発話と訳出の間に観察されるさまざまな言語的差異から推定することが可能であり、通訳者による情報保持は、訳出の遅延・反復などを手がかりとして客観的に観察できる。訳出の遅延・反復は、いずれも同時通訳記録に頻繁に表れる現象であり、訳出遅延、訳出反復、原発話にない指示表現の訳出など、いくつかのタイプに分かれる。本発表では、JNPCコーパス (松下・山田・石塚, 2020) に収録された同時通訳記録を使用し、通訳者による情報保持の観点から訳出の遅延・反復などの言語的特徴を統一的にとらえ、同時通訳における順送り訳を言語表現レベルの操作を超えた概念レベルでの処理として記述する。 |