キムラ ヤスミ
KIMURA Yasumi 木村 安美 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2008/11 |
発表テーマ | 食行動と抑うつ症状との関連 |
会議名 | 第67回日本公衆衛生学会総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 福岡国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 木村安美、南里明子、溝上哲也 |
概要 | 食行動と心理的問題との関係に着目し、食行動と抑うつ症状との関連について検討を行った。対象者は
北部九州の2地域の公務員(21-67歳)517名である。定期健診時に、健康調査票および食行動に関する12の質問を行った。うつ症状の判定はCES_D(Center for Epidemiologic Studies Depression Scale)により16点以上をうつ症状ありと判定した。統計解析は、多重ロジスティック回帰分析により交絡要因を調整し、No(オッズ比1.00に対するYesについてのうつ症状ありのオッズ比を算出した。交互作用の認められた食行動については、男女別にオッズ比を算出した。その結果、抑うつ症状は男女全体では、夜食、外食、野菜不足、偏食と正の関連、また女性では濃い味、満腹感についても正に関連がみられた。本研究は自記式や横断的調査としった限界はあるが、食行動が抑うつ症状に影響を与える可能性が示唆されたと考えられる。;主催者:日本公衆衛生学会 |