キムラ ヤスミ   KIMURA Yasumi
  木村 安美
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
発表年月日 2011/09
発表テーマ 加熱方法・加熱時間を異にするじゃがいもの物性比較
会議名 第58回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 広島国際会議場
発表者・共同発表者 桑田寛子、寺本あい、横尾幸子、田淵真愉美、石井香代子、木村安美、渕上倫子
概要 じゃがいも(北海道産メークイン2L)を用い、様々な調理方法で加熱し、最適加熱時間を検討し、物性測定、微細構造の観察、官能検査により比較を行った。皮層、外随とも加熱時間が長くなるほど軟化した。生いもの組織を200倍、400倍の低倍率で観察すると、細胞内にでんぷん粒がつまり外随に比較し外随で多くみられた。2万倍の高倍率での観察では、細胞壁のミクロフィブリル同士がぴったりと接着されていた。加熱すると、いずれの加熱方法においても、デンプンが膨潤・糊化して細胞内に広がり、細胞壁に隙間が生じた。官能検査の結果より、ゆで、真空保温調理機はいも中心温度が100℃になった後2分加熱または保温、圧力鍋、蒸し器、加熱水蒸気は100℃直後、天日は100℃5分が最適加熱時間であると示唆された。;主催者:日本栄養改善学会