キムラ ヤスミ
KIMURA Yasumi 木村 安美 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2012/01 |
発表テーマ | 血清コレステロールエステル中の脂肪酸組成とC-ペプチドとの関連 |
会議名 | 第22回日本疫学会学術総会講演集 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 抄録のみ |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 学術総合センター・一橋記念講堂 |
発表者・共同発表者 | 黒谷佳代、佐藤匡央、江島祐子、南里明子、Yi Siyan, Pham Ngoc Minh, Akter Shamima, Poudel-Tandukar Kalpana、木村安美、今泉勝己、溝上哲也 |
概要 | 日本人勤労者において血清コレステロールエステル(CE)中の脂肪酸組成とC-ペプチドとの関連を明らかにすることを目的とし検討を行った。血清C-ペプチド濃度はリノール酸(18:2 n-6)と負に関連し(傾向性p= 0.04)、パルミトレイン酸(16:1 n-7)およびジホモ-γ-リノレン酸(20:3 n-6:DGLA)は正に関連していた(各傾向性p=0.02,p<0.0001)。また、飽和脂肪酸およびn-3系脂肪酸とC-ペプチドとの関連は認めなかった。これはメカニズムは明らかではないものの、パルミトレイン酸は食事中にほとんど含まれずD9D活性を反映し、D5D活性低値D5D活性低値とDGLA高値が関連していると考えられる。また、D6D活性高値とリノール酸低値が関連していることが考えられる。日本人集団における血清CE中の脂肪酸組成および不飽和化酵素活性とインスリン抵抗性に関連があることが示唆された。;主催者:日本疫学会 |