キムラ ヤスミ
KIMURA Yasumi 木村 安美 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/09 |
発表テーマ | 地域在住高齢女性におけるサルコペニアと栄養素および食品摂取量との関連 |
会議名 | 第62回日本栄養改善学会学術総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 福岡国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 木村安美、桑田寛子、平松智子 |
概要 | サルコぺニアは加齢に伴う筋力の低下または老化に伴う筋肉量の減少を指し、歩行機能などの運動障害、骨折・転倒を引き起こし、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)低下の要因とされる。本研究では地域在住高齢者のサルコぺニアと栄養素および食品摂取量との関連を明らかにすることを目的とした。サルコペニアの判定にはBaumgartnerの判定式〔骨格筋指数(四肢骨格筋量÷身長の2乗)〕を用いた。対象者のうちサルコぺニアは40名(20%)、予備群は74名(38%)、正常群は83名(42%)を占めた。栄養素摂取量では両群間の有意差は認められなかったが、食品摂取量ではサルコペニア+予備群で穀類の摂取量が有意に高値を示した。また、年齢による層別解析の結果、サルコぺニア+予備群では正常群に比較し75歳以上でカルシウムが有意に低値を示し、食品摂取量では60~74歳では肉類、75歳以上では乳類が有意に低値を示した。;主催者:日本栄養改善学会 |