ミズノ カズホ   MIZUNO Kazuho
  水野 和穂
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
発表年月日 2013/10
発表テーマ シンポジウム 英語史におけるPoliteness研究の可能性: 18世紀におけるPolitenessを考える
会議名 日本英文学会中国四国支部 日本英文学会中国四国支部第66回大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 シンポジウムのテーマである語用論の分野での (Linguistic) Politeness は、近年の言語学的重要性もさることながら、英国18世紀において成長しつつあったMiddle Classの人々にとって重要な行動基準であり、当時の社会・文化史上の重要なキーワードであった。英語史上、Positive Politenessを重視する社会からNegative Politenessを重視する社会への過渡期である後期近代英語期は興味深く、その変化は当時の社会的コンテキストが影響を与えたことが十分に予想される。本考察では、まず英国18世紀の社会・文化的状況におけるPoliteness概観し、事例研究としてRichardsonのPamelaを資料として当時のLinguistic Politenessの状況を示した。