ミズノ カズホ
MIZUNO Kazuho 水野 和穂 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/06 |
発表テーマ | シンポジウム 「後期近代英語における副詞の諸相:後期近代英語における単純形強意 副詞と - ly 形強意副詞について」 |
会議名 | 近代英語協会 第32 回大会 シンポジウム |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 後期近代英語は、一見すると現代英語と大差がない印象を与えるが、細部においては相違点が多々見受けられる。本シンポジウムでは、(a) ...it blowing at this time excessivehard with heavy Squalls attended with rain.... (Cook 1768-71) / (b)...as the nights were excessively cold, I was fain to wrap myself up in flannel.... (Smollett 1751) のように17-18世紀に強意語として頻繁に使用された単純形副詞と、それに取って代わる-ly形副詞に焦点を当て、英語の標準化の一端を提示するとともに、その変化のメカニズムについて考察する。具体的には、当時の規範文法家がそれぞれの単純形を“improper”, “absurd” あるいは“vulgar” として指摘したexceeding(ly), excellent(ly), extreme(ly) 等について、その使用状況を複数のコーパス(ARCHER, PPCHE等)から得られたデータをもとに検証を試みた。 |