マエダ ホシ   MAEDA Hoshi
  前田 星
   所属   広島修道大学  法学部
   職種   准教授
発表年月日 2018/05/12
発表テーマ 近世ドイツ魔女裁判における手続とその理論:ハインリヒ・フォン・シュルトハイス『詳細なる手引き』(1634年)を手掛かりに
会議名 法制史学会近畿部会第452回例会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 大阪
概要 博士論文における第二章に該当する研究、魔女罪の例外犯罪性についての研究報告。魔女裁判がしばしば通常の手続的制限の無視が主張された(例外犯罪論)ことは知られているが、具体的に「処置・待遇」「手続」「裁判権」についてどのような例外的取扱いが主張されたかを明らかにした。魔女罪を含む例外犯罪論自体は近世刑事法学において広く共有されており、シュルトハイスの主張は概ねその枠内であったと言える。