ヤマウチ アリノブ   YAMAUCHI Arinobu
  山内 有信
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
期間 2021/08~2021/08
タイトル (講演会)(模擬講義)発展だけど生物基礎に出てくる栄養生理・生化学 ~実験:解糖系(呼吸)~
種別 出前授業
イベント・番組・新聞雑誌名 高大連携公開講座
役割 講師
主催者・発行元 教育ネットワーク中国
場所・掲載箇所 広島修道大学
対象 高校生
概要 管理栄養士とは、「厚生労働大臣の免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導、個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導並びに特定多数人に対して継続的に食事を供給する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理及びこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等を行うことを業とする者」をいいます。したがって,現場業務に直結した理論やスキルを学ぶ管理栄養士養成施設での授業科目の柱となる栄養学は,食品成分として学ぶ栄養素の特徴だけでなく,その働きについても深く学ぶ必要があります。さらに,その働きについても,家政学で学ぶように一言で済むようなものではなく,生化学や生理学を土台として,どうして必要なのか(どのように体内で変化し,どのように使われるか),栄養素間でどのように影響しあい,どれだけ摂取しなくてはならないのかを学ぶ必要があります。その一端は,すでに高校で学ぶ生物基礎の教科書の中にいくつも記されています。
そこで,その中の一つとして「細胞とエネルギー」の中にある解糖系(呼吸)についての実験を通して,エネルギー産生の流れについて学びます。