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            コウノ ジュン
            KONO Jun 河野 淳 所属 広島修道大学 経済科学部 職種 准教授  | 
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| 期間 | 2019/10~2019/10 | 
| タイトル | (公開講座)近世ヨーロッパにおける傭兵の回遊と社会の負担 | 
| 種別 | 講演会 | 
| イベント・番組・新聞雑誌名 | 早稲田大学高等研究所<新しい世界史の可能性>セミナーシリーズ | 
| 役割 | 講師 | 
| 主催者・発行元 | 早稲田大学高等研究所 | 
| 場所・掲載箇所 | 早稲田大学戸山キャンパス | 
| 対象 | 社会人・一般 | 
| 概要 | 中世後期から17世紀中頃まで、ヨーロッパ諸国は傭兵を雇って戦争を行い、戦争が終わると傭兵を解雇した。解雇された傭兵は次の仕事が見つかるまで各地を回遊し、略奪を働いた。17世紀中頃から各国が常備軍を創設するようになると、傭兵は常備軍に吸収され、回遊と略奪は減少していった。本講演では、解雇された傭兵が回遊、略奪していたことの意味を財政的な観点から考察し、さらに回遊の減少が社会の負担をどのように変化させたかを、物理的強制の独占に関する経済理論を用いて論じた。 |