サトウ タツオ
SATO Tatsuo 佐藤 達男 所属 広島修道大学 経済科学部 職種 教授 |
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発表年月 | 2019/07 |
発表テーマ | 近代マネジメントの歴史におけるプロジェクトマネジメントの過去から現在、そして未来 |
会議名 | PMI日本フォーラム2019 |
主催者 | PMI日本 |
開催地名 | PMI日本フォーラム2019/学術総合センター(東京) |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | 基調講演 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 近年の社会システムは、インターネット以降のテクノロジーの急速な進化を背景に、高度な機能・性能、利便性とスピードを手に入れることによって加速的に拡大の一途をたどっている。しかしこのような成長社会の裏側で先送りにし続けて来た、格差、人権、人口、環境問題などの社会的な課題は時々刻々と深刻さを増しており、その多くは時限的でかつ本質的な解決を強く迫られる状況に追い込まれ、これまで以上にプロジェクトマネジメントに期待される役割は大きい。
プロジェクトマネジメントは、その名が示す通りマネジメントの類型であり、現代社会における主要なマネジメントモデルのひとつである。しかし、20世紀初頭に始まり、現代に至る近代マネジメントの歴史においてプロジェクトマネジメントが取り上げられることはほとんどなく、主に限定された枠組みの中で議論されてきた。本講演では、近代マネジメントの歴史の中でこれまであまり語られることのなかった、なぜプロジェクトマネジメントは生まれ、現在に至る時代の潮流の中でどのように変化して来たのかを明らかにし、来たる時代に向けて必要とされるプロジェクトマネジメントのあり方について述べる。 |