前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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2023年度は概ね昨年度と同等の講義をシラバスに従って行いつつ、学生の習熟状況に応じて扱う内容の難易度を変化させて対応した。学生の反応は概ね良好だったが、後期から大学に慣れた一部の学生の受講態度の悪化(欠席)が見られたため、そういった学生の評定を下げることになった。このことから、講義実施内容については概ね目標を達成できたが、学生指導の点で課題が残った。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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座学形式の講義では昨年度と同様に
a)moodleへの資料の事前公開
b)ノートテイキング・資料整理指導
c)回ごとの習熟度の確認を兼ねた、(学生同士の相談を認めた)小テストと演習
を実施した。小テストについては「正答できたかどうか」ではなく取り組みそのものを評価する形式にすることで、答えをただ写すだけの学生が出ない雰囲気づくりに成功した。
「ノートをとらない」「ルーズリーフを乱雑にまとめている」といった学生が見られたため、ノートテイキング・資料整理指導の一環として、専用のファイルを配布し、資料整理の重要性を指導した。この指導は年度の途中から実施したため効果は限定的だったと考えられる。本年度以降は年度初めに一貫した資料整理指導を行う予定である。
ゼミナール・卒業論文では、学生の興味関心に合わせた課題設定を行い、計画的な学習計画の立案を実施させた。一部の学生は就職活動との兼ね合いで作業が遅れていたため、冬休みを使ってメールでの指導を実施した。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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概ね高評価を受けたが、一部の学生から授業の意義等を感じられないという指摘を受けている。それを踏まえて、今後、学生の興味関心やカリキュラム全体における学習内容の位置づけなどを提示し、学生の学習モチベーション向上に取り組みたい。また、アンケート回答率がよくないため、アンケートへの協力を促すことも必要である。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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単位僅少学生への指導・相談を受け、適宜対応した。
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