前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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2024年度は概ねシラバスに従って行いつつ、学生の習熟状況に応じて扱う内容の難易度を変化させることで、ついてこられない学生や逆に退屈してしまう学生が出ないように工夫した。学生の反応は概ね良好だったが、授業内課題の事後提出を認めた結果、そのルールを悪用し授業をサボる学生が一定数出てしまった。結果としてそういった学生の評定を下げることになった。このことから、講義実施内容については概ね目標を達成できたが、学生指導の点で課題が残った。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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座学形式の講義では前年度と同様に、
a)moodleへの資料の事前公開
b)ノートテイキング指導
c)回ごとの習熟度の確認を兼ねた、(学生同士の相談を認めた)小テストと演習
を実施した。小テストについては「正答できたかどうか」ではなく取り組みそのものを評価する形式をとることで、ただ答えを写すだけの学生がでないような雰囲気を作った。前年度から続けていたノートテイキング指導は継続して実施した。特に、座学の初回講義で必ず「ノートと筆記用具」の必要性を説明し、ノート使用率が低い講義では専用のノートを配布することで授業参加の方法を明確にした。ただし、独自の参加方法(例えばタブレットを用いるなど)は柔軟に認めることで、受講生にとって望ましい受講形態を選択できるようにしている。
ゼミナールではプレゼンテーション・資料作成・情報機器操作・卒業研究計画立案等の項目に分けて評価基準を設定し、各項目について教員がどのように評価しているか随時学生が参照できるような学習評価ポートフォリオを作成した。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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概ね高評価を受けたが、一部の学生から「最初は怖いと思ったが、質問すると丁寧に教えてくれた」とコメントされている。教員の雰囲気が質問を遠ざけている可能性があるため、その点は反省と改善が必要である。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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単位僅少学生への指導‧相談を受け、適宜対応した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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(任)グルメ愛好会顧問
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