(最終更新日:2025-07-18 09:18:17)
  サカウエ タツヤ   SAKAUE Tatsuya
  阪上 辰也
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
■ 現在の専門分野
●専門分野
第二言語習得, 外国語教育 
●キーワード
英語関係節,コーパス言語学,コンピュータを利用した言語学習 
●主な研究テーマ
1. 英語関係節の習得 
●共同研究・研究相談が可能な内容
■ 学歴
1. ~2010/09 広島大学大学院 教育学研究科 文化教育開発専攻博士後期課程修了 博士(教育学)
■ 資格・免許
1. 2003/03 高等学校教諭一種免許 外国語(英語)(平十四高一め大一三二九号)
2. 2003/03 中学校教諭一種免許 外国語(英語)(平十四中一め大八二九号)
3. 2005/03 高等学校教諭専修免許 外国語(英語)(平16高専 第0273号)
4. 2005/03 中学校教諭専修免許 外国語(英語)(平16中専 第0129号)
■ 職歴
1. 2023/04~2025/03 広島修道大学 人文学部 准教授
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2025/04~  大規模言語モデルを援用した英語コロケーション学習の最適化にかかわる基礎的研究 基盤研究(C)(一般)  Link
2. 2024/04~  発話行為機能タグ付きコーパスおよびコーパス連動型オンライン学習サイトの構築 基盤研究 (C) (キーワード:発話行為、タグ付きコーパス、映画) Link
■ 著書・論文歴
1. 著書  英語関係節はなぜ難しいか?―研究のススメ (共著) 2024/04
2. 著書  Chapter 1:攻略ポイント (共著) 2023/08 Link
3. 論文  生成AIを用いた教育データの探索的分析 (単著) 2024/09
4. 論文  Relationship Between Academic Procrastination and Differential Learning Outcomes in Asynchronous Online EFL Learning (共著) 2023/07 Link
5. 論文  日本人英語学習者による英語関係節の産出傾向とその変化 : 統語的および意味的な要因に着目して (単著) 2017/03
■ 学会発表
1. 2025/06/14 生成AIを援用した単語テストとLMSのログデータの分析(第52回LET九州・沖縄支部研究大会)
2. 2025/05/10 Comparing the Impact of Linked and Fully Online EFL Learning(The 32nd Korea TESOL International Conference)
3. 2024/09/07 語彙習得研究の知見に基づく英単語学習アプリ高度化の構想(外国語教育メディア学会 中部支部 高等教育研究部会 第6回例会)
4. 2024/08/23 Development of an Online Automatic Feedback System for Japanese EFL Learners(GLoCALL 2024)
5. 2024/02/17 Rによる The Multilingual Eye-tracking Corpus (MECO) の探索的データ分析(SappoRo.R #11)
全件表示(9件)
■ 講師・講演
1. 2023/11 生徒の表現力を高めるための効果的なICT活用法・主体的に学ぶ生徒の育成を目指して ~ICTを活用した言語活動を通して~(愛媛大学)
2. 2023/03 ポスト・コロナの言語教育 ~教養教育としての英語科目での実践事例~(オンライン)
■ 授業科目
1. Reading Ⅰ
2. Reading Ⅰ
3. Reading Ⅱ
4. Reading Ⅱ
5. 英語Ⅰ(リーディング・ライティング)
全件表示(17件)
■ 社会における活動
1. 2025/03~2025/03 (新聞等の記事等への対応)英語教師のための ICT 活用ガイド [276] 『ICT の活用は教師や学習者を幸せにできるか』
2. 2024/11~2024/11 (新聞等の記事等への対応)英語教師のための ICT 活用ガイド [272] 『安全安心なExcelでのデータ処理を目指して (9)』
3. 2024/07~2024/07 (新聞等の記事等への対応)英語教師のための ICT 活用ガイド [268] 『安全安心なExcelでのデータ処理を目指して (8)』
4. 2024/03~2024/03 (新聞等の記事等への対応)英語教師のための ICT 活用ガイド [264] 『安全安心なExcelでのデータ処理を目指して (7)』
5. 2023/11~2023/11 (各種団体等の活動)第73回全国英語教育研究大会での英語授業にかかわる指導助言
全件表示(7件)
■ 教育に関する発表
1. 2024/08
Development of an Online Automatic Feedback System for Japanese EFL Learners
GLoCALL 2024
単著・共著の別:共同
Ozawa, S., Sakaue, T., and Nakanishi, D.
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2023/04
教科書の内容を踏まえたワークシート
Reading I・II
単著・共著の別:単著
2. 2023/04
教科書の内容を踏まえたワークシート
英語リーディングV・VI
単著・共著の別:単著
3. 2023/09
語彙リスト
言語教育法特講
単著・共著の別:単著
4. 2024/04
教科書の内容を踏まえたワークシート
Reading I・II
単著・共著の別:単著
■ 改善への取り組み
前年度(2024年度分)の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
語学系科目においては,4技能の統合的指導という基本方針を踏襲しつつ,本年度は「個別最適化された学習支援」を中核に据える。授業計画の段階から,LMSの小テスト機能を活用し,学生の理解度に応じて異なる学習パスを提示できるよう設計する。これにより,クラス全体の学力向上と,個々の学生の学習意欲の維持を図る。年度末の評価では,従来の客観テストに加え,学習プロセスと成果を記録したポートフォリオを評価対象とし,自己評価やピア評価の結果も加味することで,学習者自身の成長実感を含めた総合的な達成度を測定する。 専門科目であるゼミナールや特講では,データサイエンス教育の体系化を目標とする。前期にはデータハンドリングと可視化,再現可能な研究手法といった基礎技術を徹底して習得させ,後期には各自の研究テーマに基づいた応用分析(テキストマイニング,統計モデリング等)に挑戦する二段階構成の授業計画を立てる。実際の授業では,より実践的な分析プロジェクトを経験させ,分析レポートの完成度と,レポートにおける分析の妥当性,考察の独創性によって評価する。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
教育方法の工夫として,本年度は学習者中心の環境構築をさらに推進する。語学系科目では,反転授業を基盤とし,対面授業では協働的な課題解決型学習(PBL)を展開する。具体的には,グループでのブレインストーミングや成果物の制作プロセスを可視化する。 ゼミナールと特講では,教育の透明性と再現性を徹底するため,授業で用いる分析コードやデータセットはすべてLMSなどを通じて配布・管理する。これにより,学生は教員の分析プロセスを追体験できるだけでなく,自身の試行錯誤の過程も記録として残することができる。この活動を通じて,単なるプログラミングスキルだけでなく,他者に伝わるドキュメンテーション能力や協働的な研究作法を習得させる。
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
教学システム内での授業評価アンケートを実施に加えて,LMSで収集したアンケート結果も含めて分析したところ,授業内容は⼗分理解されているようであった。一方で,小テストなどのスコアとは相関が見られない部分があり,補足説明を次回の授業で加えるなど,機動的なフィードバックを行うようにした。今後も,学生の学習満足度とエンゲージメントの最大化を図っていきたい。
●5.公開授業の実施状況
言語教育法特講を公開し、参観者は0人だった。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
単位僅少学⽣への対応:卒業というひとつの⽬標を向けて,生活習慣にかかわる助言,履修科目の⾒直しや勉強⽅法の提案など,個々の状況に応じた⽀援を⾏なった。 進路‧就職⽀援の提供:学⽣たちが進路や就職にかかわる相談を受け,キャリアセンターでの相談など,利⽤を検討すべきリソースを紹介し,また,⾃⼰PRや志望動機を記した文書の添削などの⽀援も⾏なった。
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
本学のサークルの部長・顧問として活動する機会はなかった。