前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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語学系科目であるReadingや英語リーディングでは,学生の総合的な英語運用能力の向上を目指した。授業計画の段階から,リーディング,ライティング,リスニング,スピーキングの4技能をバランスよく組み合わせる方針に基づいて授業計画を策定した。実際の授業では,この方針・授業計画に沿って,インプットとアウトプットを効果的に繰り返すことができ,学生の実践的な英語運用能力の向上が図られた。年度初めと年度末に実施した英語運用能力テストの結果を比較したところ,学生のスコアは全体的に向上しており,授業目標はおおむね達成されたと判断できる。
また,ゼミナールと2つの特講では,英語教育におけるデータ分析の重要性を理解させるという方針のもと,実践的なスキルを身につけさせることを目標とした。この目標を達成するために,言語・教育データ分析の基礎を段階的に指導し,データ収集・分析・考察を行う力を養成することを授業計画に組み込んだ。実際の授業では,データ分析の理論と実践を結びつける内容を工夫し,コーパス言語学,自然言語処理,教育データマイニングなどの手法を取り上げ,学生がプログラミング言語(統計解析環境のRなど)を用いてデータ分析を行う実習を重ねた。その結果,多くの学生が基本的なデータの分析手法を身につけることができた。アンケート等を通じても学生から十分な評価を得ており,教育目標は達成されたと判断できる。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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授業内容・方法の工夫として,学生の能動的な学習を促進し,教育目標の達成に向けて様々な取り組みを行った。語学系科目であるReadingや英語リーディングでは,学生の総合的な英語運用能力の向上を目指し,4技能をバランスよく学習することを重視した。具体的には,教科書の英文テキストを活用し,ライティングやスピーキングの課題に取り組むことで,インプットとアウトプットを効果的に繰り返し学習活動を行った。
また,ゼミナールと特講では,言語・教育データ分析の基礎を段階的に指導し,学生自身が最終的に研究テーマを設定し,データ収集・分析・考察を行うための力を養成する授業計画を立てた。実習を中心として,その場で課題を解決する形での進行を重視し,インタラクティブな活動や実習を多く取り入れた。これにより,学生の興味・関心を高め,主体的な学びを促すことができた。また,授業内容と評価方法の整合性にも留意し,学生の到達度を適切に評価するための課題や試験を設定した。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業評価アンケートを実施し,その結果を分析したところ,おおむね授業内容は十分理解されているようであったが,授業内容が難しいという趣旨の意見が一部に見られた。こうしたアンケート結果を基に,次の具体的な改善策を導入した。
授業内容の再構成:学生の理解度に合わせて,内容を再構成し,難易度の高い部分については補足資料を提供するなどして,予習・復習の時間を十分に確保できるよう配慮した。
学習活動の見直し:グループワークの頻度を見直し,個人の学習時間を確保するとともに,グループと個人のバランスを調整した。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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単位僅少学生への対応:卒業というひとつの目標を向けて,カリキュラムの見直しや勉強方法の提案など,個々の状況に応じた支援・助言を行なった。
進路・就職支援の提供:学生たちが進路や就職にかかわる相談を受け,利用を検討すべきやリソースを紹介し,また,自己PRの添削などの支援も行なった。
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