前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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シラバスに記したとおりに授業を実施し、明示した成績評価基準で評価を行いました。すべての担当科目について、授業目標を達成できたと考えています。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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(1) 授業では、一方的な説明中心にならないよう、ペアワークやグループワークを取り入れ、学生の参加度が多くなるように工夫しました。英語を実際に使う機会を多く作り、「できた」「使えた」という達成感を与え、学ぶ意欲を向上させることができたと考えています。授業評価アンケートにおいても肯定的な記述がありました。(2)授業中に多くの英語を聞かせ、学生に英語を口から発する機会を多く与えました。(3)発音に関して、区別すべき音は区別し、伝わりやすい発音をできるように指導しました。また、リズムやイントネーション、区切る箇所の工夫なども指導しました。(4)語彙力の増強に取り組みました。単語テストでは、日本語→英語の単語暗記だけでなく、発音やアクセントの個別指導まで行い、非常に高い効果を得ることができました。また、英英辞典の活用方法についても指導し、効果を測定しました。(5)学生の学びが、個別最適化された学習となるよう最大限努力しました。 学習の遅れがちな学生への指導は、机間巡視や授業後の短時間の助言など、効率的かつ手厚く行いました。一方、学習の進んでいる学生に対する指導に関しても、学習支援センターでの指導や勉強会、ESSや留学関連、または学内における国際交流イベントやTOEICの案内などを行いました。(5) 英語学習・韓国語学習へのサポートを、1名に対して継続的に、数名に対して断続的に行いました。具体的には勉強会・質問への回答・会話練習・教材配布などを行いました。単位取得に役立ったと伝えてくれた学生もいました。(6) 2024年度より導入されたTA・SA制度の趣旨に賛同し、この制度に基づき、3名のSAを計4コマの授業で活用しました。SAとの綿密な研修・打ち合わせ・振り返り活動を行い、受講者のお手本となるようなSAを養成することに努め、授業の教育効果を高めることができました。また、SAにとっても成長につながる意味のある時間となるようにしました。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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学生による授業評価アンケートを実施し、自由回答欄にある個々のコメントまで丹念に読みこみ、授業改善のために活用しています。学生からはおおむね高い評価が得られました。年度末には独自アンケートも行い、「友⼈や後輩に勧めるほどこの授業は⼗分満⾜できるものであった」という項⽬に対し、後期担当5クラスのうち4クラスにおいて、当日出席者の全員が「そう思う」と回答しました。教授方法および講義内容において、おおむね学生の期待に応えることができたと考えています。
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●5.公開授業の実施状況
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前期に「英語Ⅲ(リスニング・スピーキング)_69」の授業を公開し、1名の先生にご参観いただくことができました。授業中の活動や受講者の関係作り、指示や授業目標の明確さ、授業を英語で進めている点、受講者が積極的に参加できるように工夫している点などについて肯定的な評価をいただきました。また、参観者の助言を参考にして、時間配分など、授業の改善を行いました。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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(1)チューターとして指導を担当している法学部の学生のうち、前期の単位僅少学生に対して面談を行い、学習や生活に対する助言を行いました。チューターの学生からは、この他にも相談を受ける機会があり、助言を与えました。(2)授業を履修している学生から、多くの質問や相談を受け付けました。 (3)英語学習・韓国語学習へのサポートを、1名に対して継続的に、数名に対して断続的に行いました。具体的には勉強会・質問への回答・会話練習・教材配布などを行いました。単位取得に役立ったと伝えてくれた学生もいました。(4)数名の学生に対して、単位取得や就職活動に関する相談を受け、助言を与えました。 (5)英語教員として就職予定の4年生に対し、英語や英語指導法に関する勉強会を行いました。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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本学のサークルの部長・顧問として活動する機会はありませんでしたが、ESSの部長や他の部員から活動に関する相談を受け、助言を与えました。
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