前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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● 音楽科教育法(3年次前期)(01,02)
履修者が余裕をもって有意義な模擬授業を実施できるように,①早めに実施グループや実施日程を検討・決定する,②自身で学習内容を一から考えるのではなく,教科書・指導書などの関連書籍をもとに考えるようにうながす,③Moodleの機能を用いて学習指導案のデータを共有する,④以前試みていた実践者と学習者以外に観察者も設けることを再開する,⑤煩雑さを避けるために実施・評価するワークシートは観察者のみとする。
学習指導案に代わる学期末課題として,自身で音楽(科)教育に関するテーマ・問いを立てて,その問いの答えとなる音楽教育教材・実践・研究・調査を探す課題を課す。
● 初等教育(音楽)(2年次後期)(01,02)
授業が始まるまでに両者の課題の学習成果を時間をかけて念入りに比較し,どちらを実施するかを検討する。
● 保育内容(音楽的表現)(3年次前期)
普段から懇意にしている保育所まこと学園に依頼して年長児を対象としたオンラインコンサートを開催することを了承してもらう。コンサートを開催・活動を実践するにあたってオンライン特有の課題を挙げて克服する共に,オンラインでなければできない実践を検討する。
● 教育学特論Ⅷ・Ⅸ(音楽理論とピアノ実技)(2年次前・後期~)(01,02)
各回の授業で解説する音楽理論学習のポイントを事前に整理しておく。
● 音楽表現技術Ⅰ・Ⅱ(2年次前・後期)(01,02)
教育学特論Ⅷ・Ⅸで音楽理論学習の解説した経験を省みて解説の改善をいっそう試みる。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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● 「音楽表現技術Ⅰ・Ⅱ」,「教育学特論Ⅷ・Ⅸ」における学習成果を可視化できる取り組み
各学生が自身の学習成果を可視化できるように,①各学生が個人練習をする度に個人練習記録表を記入すること(および各担当教員がしそれを確認すること),②各学生が学期末にレッスンの完了した曲,演奏・練習方法,授業の成果と反省などを振り返るためにワークシートに記入することを行っている。
● 「初等教育(音楽)」における自身の研究成果・知見を踏まえた幼児・児童の歌唱活動・指導のマニュアルづくりと「保育内容(音楽的表現)」におけるそれに基づいた学生による短時間の音楽活動に関する模擬指導の実施
「初等教育(音楽)」では自身のこれまでの研究成果・知見を踏まえて幼児・児童の発達段階に合った歌唱活動の内容と行動分析学的に有効な歌唱指導の方法をまとめたマニュアルを作成・解説した。また,「保育内容(音楽的表現)」では各学生が輪番で音楽活動に関する模擬指導を行い,それをクラス全体で振り返ることによって,そのマニュアルの実践と応用を試みながらクラス全体で音楽指導内容・方法の充実を図る。
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●3.(1)国際学会、国内学会、研究会等における発表など
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特になし。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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履修者が10名以上のすべての授業で実施・分析し,授業改善に活用した。
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●5.公開授業の実施状況
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「音楽表現技術Ⅰ・Ⅱ(2年次前・後期)(01,02)」の授業公開を申し込んだが,観覧希望はなかった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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● チューター学生への対応
チューターとしてチューター学生(1年生)から履修している授業に関する質問や相談を受け,その授業の担当教員に直接申し出るように助言した。
● 授業以外のピアノ・音楽理論に関する指導・解説
教員採用・公立保育士試験を受験する学生の申し出を受けて,ピアノ・音楽理論に関する指導・解説を適宜行った。
● 勉学・生活・進路・就職に関する助言
担当授業を履修する学生の希望者に対して試験対策,実習,ゼミ選択などに関する助言を適宜行った。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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● 吹奏楽団(顧問を担当)
団員からの依頼を受けて吹奏楽コンクールの指揮を担当したところ,当団は中国大会に進出した(中国大会は新型コロナウイルス感染状況から辞退した)。また,先と同様に団員からの依頼を受けて8/5(木)に開催されたカルチャージャムで一部の楽曲の指揮,11/28(日)に開催された当団の第37回定期演奏会の第3部現役・OBOG合同ステージの指揮を担当した。そして,こちらも団員の依頼を受けてアンサンブルコンテストの指導を行ったところ,その中のトロンボーン3重奏が中国大会金賞を受賞した。
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