前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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あらかじめシラバスに授業内容に変更が生じる可能性があることを明記し、その場合にはその旨を授業中に伝えた。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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講義のPPTスライドの文字を大きくして、大教室でも読みやすいように工夫した。また画像やDVDなどの視聴覚教材を適宜取り入れて、学生の興味関心をひきつけることや、視覚的理解への促しを図った。また話すスピードが速くなりすぎないように注意して、特に学生が板書している最中には、授業を進めずに少し待つように心がけた。
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●3.(1)国際学会、国内学会、研究会等における発表など
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カフカ研究会にて出版を踏まえた研究発表を行った。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業アンケートを前期後期ともに全科目で行った。担当する4つの講義科目の中で評価が高かったのは総合教養講義a(西洋文化論)で体系/教育法ともに4.9、西洋文化史は体系5.0教育法4.8だった。予備的な知識がなくても興味深く学べたとコメントがあり、またワークシートの質問に丁寧に答えた点が評価された。今後も予備的な知識がなくても理解できる講義を心掛けたい。評価が低かったのは総合教養講義a(ドイツ文学)で体系4.8教育法4.6だった。低い評価の理由は記述がなく、またオンデマンドだったので原因が探りずらい。対面ほど細やかな個々へのフィードバックができず、こういった評価になったのだと推測する。
言語科目は体系/教育法ともにほぼ5.0-4.9に収まった。留学時代のエピソードが特に面白かったとのコメントが多く、また理解度に応じて授業スピードを変えた点が評価された。留学時代の文化的違いによる失敗談や苦労した話などは個人的に好んで人に話したいものではないが、そういったエピソードが学生の興味を引くならば、今後も開示していきたい。
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●5.公開授業の実施状況
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外国語科目のドイツ語を、前期後期ともに日時指定なし、人数制限なしで公開した。前期にのみ申し込みがあり、法学部の宮内助教が参加してくださった。学生が間違えた時のフォローの仕方を好意的に見てくださり、特に、指名しなくても学生が手を挙げて答える雰囲気づくりに成功している点について高評価をいただいた。改善点の指摘はなかったが、参観していただけたことで授業の改善点を自分なりに見出すことができた。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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個別の進路に関する相談を受けた。また、ドイツ留学に関する相談は例年と変わらず個別に対応した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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2021年度はなし。2022年度よりサークルの顧問を依頼されている。
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