前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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シラバスに示した授業方針、授業計画に従って授業を行った。一部、ゲストスピーカーを招くなどの授業内容を変更したものの、授業目的に沿ったものでより深い学びを提供することができた。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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授業に多くのゲストスピーカーを招き、学生が生の声から学べるよう工夫した。青年海外協力隊で活動した本学卒業生や、外国研究者、JICA研修員らを授業にお招きし生の声を伝えてもらった。演習科目では、それらのゲストと直接ディスカッションをする機会を設けた。主専攻科目では、学生の熟考を促すために各授業で2回のオンデマンド回を取り入れた。そこでは各人が自分の興味のある国についてじっくり調べ、論理的に組み立てて説明するようなワークを課した。講義形式とは異なり、自分で調べて考えることで、学生の興味発見や学習意欲の向上にも寄与したと考える。演習授業ではPBL型の学外学習の機会を提供した。コロナ禍で学外体験をほとんど経験できていない学生のために実践や体験から学びを得られるよう工夫した。
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●3.(1)国際学会、研究会等における発表など
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若手研究者勉強会である「Comparative Education Society(CEN)」を約3週間に1回にホストとして開催し、司会・進行を務めた。2023年度は計18回開催した。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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全ての授業で授業アンケートを実施した。大人数のクラスにおいては、教学センターの授業アンケートとは別で独自のアンケートを行った。アンケート結果からは、授業の体系性は確保できているものの、学生の理解度について引き続き課題があることを確認した。またオンデマンド授業の活用方法については一定程度の評価がある一方で、難易度が高すぎることやグループ作業の難しさなどの課題が確認された。
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●5.公開授業の実施状況
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「国際開発論」を公開した。参観者はなかった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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勉学に困難を抱えていると思われる学生に連絡を取り、学修相談を行った。また、ゼミ生の進路や就活についても授業前後の時間を使い相談に応じた。さらにゼミ卒業生からも仕事環境や転職やについての相談があったため、その都度相談に応じた。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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国際協力サークルである「AiWell」の顧問として活動への助言を行った。
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