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    (最終更新日:2024-06-23 08:30:39)
  ヨコタ クニヒロ   YOKOTA Kunihiro
  横田 晋大
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
■ プロフィール
「人はなぜ戦争を起こすのか?」

この問い(命題)が研究の根幹にあります。人はなぜ戦争という悲劇を生み出すのか。人はなぜ人を差別するのか。人はなぜ異なる集団に対して悪い印象を持ってしまうのか。人はなぜ群れたがるのか、群れを嫌うのか。人はなぜ集団になるといつもとは違う心理状態になるのか。集団になることのメリットとデメリットは何か。人はなぜ人を傷つけるのか。人を憎むのか。人を蔑むのか。人を妬むのか。そもそも人は「悪」なのか、「善」なのか。これらの回答を得るため、進化・適応的視点から、実験や質問紙調査などの手法を主に用いて、人が集団間関係に直面した時に働く心の仕組みを明らかにすることを目指しています。
■ 現在の専門分野
●専門分野
集団間葛藤, 差別・偏見, 男女差, サイコパス傾向, 社会的アイデンティティ, 集団間感情 
●キーワード
集団間葛藤、差別・偏見、男女差、サイコパス傾向  Link
●主な研究テーマ
●共同研究・研究相談が可能な内容
■ 学歴
1. 1997/04~2001/03 北海道大学 文学部 卒業 学士(文学)
2. 2002/04~2004/03 北海道大学大学院 文学研究科 博士前期課程修了 修士(文学)
3. 2004/04~2009/03 北海道大学大学院 文学研究科 博士後期課程修了 博士 (文学) 北海道大学 甲第8894
■ 所属学会
1. 2001/04~ 日本社会心理学会
2. 2001/04~ 日本心理学会
3. 2005/12~ 日本人間行動進化学会
■ 職歴
1. 2017/04~2018/03 広島修道大学 健康科学部 准教授
2. 2018/04~ 広島修道大学 健康科学部 教授
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/07~  閉鎖が生み出す排除と攻撃 ー 「いじめ」の生起要因の実験的検討 競争的資金等の外部資金による研究 (キーワード:黒い羊効果、集団の閉鎖性) Link
2. 2017/04~2020/03  集団間葛藤状況における被社会的影響性に関する実証研究 基盤研究(C) 
3. 2013/10~2016/03  リスク認知とソーシャルメディア情報拡散過程の進化論的解明:基礎研究から社会実装へ 基盤研究(A) 
4. 2012/04~2014/03  頻度依存傾向の進化:集団間葛藤のブースター効果の検討 若手研究(B) 
■ 著書・論文歴
1. 著書  第11章 なぜ男性や女性は反乱したりしなかったりするのか システム正当化理論 (共著) 2022/08
2. 著書  殺す (共著) 2021/05 Link
3. 著書  第9章 人格の社会・進化的要因 (単著) 2020/05 Link
4. 著書  集団間葛藤をもたらす心 - 進化シミュレーションによる分析 (単著) 2019/08 Link
5. 著書  社会心理学概論 (共著) 2016/09 Link
全件表示(45件)
■ 学会発表
1. 2023/12/02 社会的ジレンマ状況における多数派同調バイアスの検証:日常場面と実験場面の比較(日本人間行動進化学会第16回大会)
2. 2023/11/19 どんな時に人は同調するのか?(中国四国心理学会第79回大会)
3. 2023/09/07 社会的ジレンマ状況で多数派同調バイアスは観察されるか?(日本社会心理学会第64回大会)
4. 2023/09/07 多数派を過剰に模倣する方向は変わるのか? Eriksson & Coultas (2009) に従った多数派同調バイアスの実験的検討(日本社会心理学会第64回大会)
5. 2023/04/19 Can the behavioural equilibrium follow the 80/20 rule in human beings?(Anual conference for the European Human Behavior and Evilution Association 2023) Link
全件表示(27件)
■ 講師・講演
1. 2022/09 卒論分析合宿
■ 授業科目
1. 演習Ⅰ_09
2. 演習Ⅱ_09
3. 演習Ⅲ_09
4. 演習Ⅳ_09
5. 応用心理学Ⅰ
全件表示(23件)
■ 主要学科目
応用心理学
■ 担当経験のある科目
1. 心理学A(広島工業大学)
2. 心理学B(広島工業大学)
■ 委員会・ワーキンググループ等
1. 2023/04
2025/03
入試委員
■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2010/04/01~2013/03/31 心理学の研究計画に関する教育指導
2. 2017/04/01~ 初年次における統計法の指導
3. 2017/04/01~ 心理調査法の指導
●作成した教科書、教材
1. 2017/02/01~ HADの初心者用マニュアルおよびスライドの作成
2. 2017/04/01~ ExcelおよびSPSSの使い方
全件表示(6件)
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2019/07
SPSSとHADまとめ
心理学統計法Ⅱ
単著・共著の別:単著
2. 2019/08
紛争と和解を考える: 集団の心理と行動
誠信書房
単著・共著の別:分担
3. 2020/05
公認心理師の基礎と実践➈―感情・人格心理学 第9章 人格の社会・進化的要因
遠見書房
単著・共著の別:単著
4. 2021/06
進化でわかる人間行動の事典 殺す
朝倉書店
単著・共著の別:単著
5. 2021/09
結果の書
単著・共著の別:単著
全件表示(7件)
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 2023/04/01~ 入試委員
■ 主な作品




■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
シラバスに記載されたスケジュールを着実に遂行する。 授業の内容及び目標は達成された。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
学生の理解度に合わせて、平易な言葉を用いながら説明を行った。 また、イラストなどを活用して、理解度の促進を試みた。
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
おおむね好評であった。
●5.公開授業の実施状況
心理学統計法Ⅲの公開授業を行った。参観者は心理学科の中西大輔教授であった。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
単位僅少学生には20分以上の面接時間を確保し、生活指導を行った。 また、春休み期間に、退学希望の学生と3週間にわたり面談し、相談を行った。