前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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すべての授業でシラバス通りに授業を進めることができた。しかし、2,3年の授業では、学生の基礎知識が乏しく,丁寧に繰り返しながらの説明を行ったため,少し授業日程とずれることはあった。また,応用編の授業として扱っている食料環境システム論でも学生の基礎知識が乏しいため,食と農に関わる問題の深い考察までできた学生が少なかった。応用系の授業の方法を工夫する必要がある。それ以外に、履修者数が多い授業は、講演のような授業にならないような授業運営を意識していく必要がある。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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学習時間の少なさを克服するため,課題や事前学習を増やした。また,学習理解度を深めるため,授業冒頭での復習時間もより多く設けた。さらに,わかりにくい理論に関しては,図などの視覚的データを利用し,ミニクイズを行うなど理解を深める努力をした。板書のみに注意がいかないよう、書く量を減らした。そのほか、集中力を維持させるために、授業テーマについて受講生同士で議論する時間を設け集中力がどうなるか試行している。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業アンケートをみると、全体的に回答者数が少ないため、今年から授業内でアンケート回答に十分な時間をとるようにする。講義自体への評価は良好であった。pptの図表・写真リアクションペーパーを活用した基礎用語の説明などが好評であった。一方で、印刷が白黒の関係上、配布資料の図がわかりにくいという指摘もあったため、こちらはmoodleにカラー版を載せるようにした。
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●5.公開授業の実施状況
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2週にわたって「環境と農林水産業」の授業を公開したが、参加者はいなかった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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3,4年のゼミ生は各2回,1回10分の面談を行い,各学生の進路や生活改善に対応した。それとは別に随時,学生からはメールや電話で相談があったので,全てに対応した。また,単位僅少の学生にも連絡をとり,勉学や生活の状況について面談した。公務員や留学を考える学生の相談にのり,準備方法などを指導した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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該当しない。
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