前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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「芸術・美術」系の科目:ギリシア‧ローマ神話や旧約‧新約聖書を題材とした美術に関し,個々の作品の物語内容や図像表現について解説を行った。ギリシア‧ローマ神話については,各回ごとに主要な神を取り上げ,キャラ クターや物語を整理した。聖書に関しては,聖書の内容が理解しやすいように物語の順番に沿って美術作品の説明を行った。google classroomを通じて提供した課題については全般的にしっかりと取り組めていた。物語や図像についての基本的な知識を修得することが目標であったが,概ね達成されたと考えられる。 またユダヤ‧ キリスト教に対して攻撃的な姿勢を示す受講者も少なくなかったが、異文化理解の視点を持つことの大切さを伝えた。「美学・芸術思想」系の科目:「美学」では,授業の前半においてカント美学に関する本を教科書として使用し,さらに教科書を読むための解説資料を提供した。授業の後半はカントの美学書『判断力批判』についての解説を行った。カント美学の基礎的な概念を理解すると同時にそうした 概念を用いて自分の美的な経験について他者に語れるようになることが目標であったが,多くの学生が課題を達成することができたと考えられる。「芸術文化学」では,カントやヘーゲルの芸術文化思想を解説する上で,学修に必要な知識データをすべて含んだ文字資料を画像資料と共に提供した。⻄洋の芸術文化思想 について基礎的な概念を理解すると同時に,それを用いて自身の社会的な文化状況について考察し,他者に語れるようになることが目標であったが,基本的なことは達成できた。総じて、各科目では現代の私たちを取り巻く社会問題や社会的課題に関して問題提起を行い、授業で修得した 知識と関連付けながらそれらについて考察をしてもらった。感想は毎回の授業で紹介を行い、受講者は他の受講者の意見を聞きつつ自分自身の考えを深めることができた。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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google classroomを併用して授業を行った。基本的な教材としては,学修に必要な情報を予め盛り込んだ文字資料に加えて画像資料や動画資料を準備した。文字資料に関しては,効果的に知識が修得できるよう親しみやすい口調を心がけた。授業の内容がチェックできるよう簡単な課題を毎回提供した。 また既存内容を学修するだけでなく、私たちを取り巻く現在の社会問題や課題について学修した知識を関係づけながら深められるよう毎回の授業で受講者の感想を紹介し、双方向的な授業を行った。
「美術・芸術」系の科目:google classroomには文字資料に加え,画像資料をアップした。ギリシア・ローマ神話や旧約・新約聖書を題材とした美術に関し,個々の作品の中に示されている物語内容や図像表現について解説を行った。ギリシア・ローマ 神話については,各回ごとに取り上げる神々のキャラクターを整理した。聖書に関しても聖書の内容が理解しやすいように物語の順番に沿って作品の説明を行った。多くの学生が必要な知識を身につけることができた。「美学・芸術思想」系の科目:「美学」の前半の授業は指定の教科書に即しつつ,別途解説の資料も提供し、それについて課題に取り組んでもらう形式を取った。 教科書を読んでもらう際は,パワーポイントを通じて内容の要点を解説した。 後半の授業は,カントの美学書を解説し,具体的な事例を用いて説明を行った。授業では総じて詳細な解説を文字資料として提供し,それは穴埋め形式になっているので解答を示しながら解説を行った。「芸術文化学」では,カントやヘーゲルなどの芸術文化思想を紹介するものとなった。必要な情報を盛り込んだ文字資料を画像資料と共に提供した。抽象的な内容が多いため,具体的な事例を取り上げることを心がけた。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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自動的に全科目でアンケートが行われた。結果の内容を分析すると,対面授業に加えてGoogle classroomを用いた文字資料と画像資料の組み合わせは授業として有意義であると感じられた。 既存の知識を修得することだけではなく、それを使って私たちの社会問題や課題と関連づけながら世界を多角的な視点から眺めることは受講生にとって関心があることが分かった。しかしながら,ユダヤ・キリスト教に対するヘイトクライムの問題を取り上げたり,ナチスの問題を批判的に取り上げたりすることに対して不満を訴える者もいた。それゆえ、本学のディプロマ・ポリシーである「自ら課題を発見」「社会課題の解決」という点を理解してもらいながら,既存知識の修得を現代の諸問題に関係づける授業を続けていきたい。
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●5.公開授業の実施状況
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前期・後期それぞれで複数の授業を公開し,以下の科目で1人の方に授業参観をして頂いた。
貴重なアドバイスをいただいて授業改善に役立てた。
教養講義(西洋の美術)01
6月27日(火)1限目
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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日々の勉学や生活状況などに関して単位僅少学生への対応を行った。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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ラクロス部の顧問として学生の課外活動を支援した。
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