前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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昨年度は前期だけであったため、演習については通年を前提として卒業研究の作成につながるものであるため担当ができなかったが、講義については前期分3科目と後期分1科目を担当した。いずれもシラバスに明示した通りに授業を行い、成績評価基準に沿って評価した。授業アンケートの結果をみる限り、授業目標は達成できたと判断をしているが、D・Xの学生も一定程度存在することからこの原因を分析し、必要であれば授業改善につなげていく。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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講義科目はいずれも社会教育主事養成課程の基幹科目であることから、その専門性が修得できるよう、現場での実践を意識した講義を展開するようにしている。社会の変容とともに目まぐるしく変化していく流行を意識しつつ、他方で、そうした実践を貫いたり、基盤となったりする理論修得(不易)にも力を注いでいる。
理論修得については一方的に話して理解を促すことはせずに、相互学習やワークシートと組み合わせることで、主体的・対話的な学習方法を通じて理解ができるように工夫をすることで、社会教育・生涯学習の理論について関心を高め、自ら学ぶ学生を一定育てることができたと考えている。
現場を意識した授業展開としては、非常勤講師やゲストスピーカーを時折招き、現場で起きていることや課題を話してもらい、受講学生に考える機会をとることで、主体的な学びを為しえたと考えている。
方法としては、対面ベースではあるがICTを効果的に取り入れることで、授業内に加えて授業外での学びにおいても主体的で深い学びとなる工夫することができた。
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●4.学生による本学の授業評価アンケート(独自のものでも可)の実施、分析、結果の活用状況
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本学様式に沿って、該当する担当授業のすべてについて授業アンケートを実施した。
いずれも4.5を上回っているが、とりわけ、生涯学習論Ⅱについては夏期集中講義であったにもかかわらず、すべての項目について4.5~4.9で全平均も4.8と高値であった。例年80~100人の受講となる本科目が夏季集中であったために約30名の受講数となり、コミュニケーションの促進や受講生を理解した上での柔軟な対応等ができた結果ではないかと考えている。
課題として、履修登録をしたが授業評価アンケートに答えていない学生(多くは授業辞退や途中で脱退した学生)の声を把握することができないことである。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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教職以外の進路を考える教育学科の学生や社会教育領域での仕事を考える地域行政学科の学生等からの相談に対応した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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バトミントン同好会の顧問として適宜相談になったり書類の確認をしたりした。(特別研究期間中も必要な相談には応じた。)
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