(最終更新日:2023-03-20 09:26:46)
  ヤノ イズミ   YANO Izumi
  矢野 泉
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   教授
■ オフィスアワー
月曜日 15:00-16:00
(出張等で留守の場合もあるため、事前に連絡をお願いいたします)
■ 現在の専門分野
●専門分野
農業市場学, 食料流通学, 農業経済学 
●キーワード
食品流通、農水産物流通、卸売市場制度、東南アジア、タイ 
●主な研究テーマ
1. 東南アジアの農産物流通 
2. 日本における生鮮農水産物の卸売市場流通問題 
3. 伝統野菜の市場問題 
4. 食品廃棄物の再資源化 
5. 商業資本論 
●共同研究・研究相談が可能な内容
1. 農水産物の販売・流通、6次産業化、卸売市場の整備再編、食に関わる消費者意識、東南アジアの食品市場 
■ 学歴
1. 1991/04~1993/03 北海道大学大学院 農学研究科 農業経済学専攻 修士課程修了 修士(農学)
2. 1993/04~1996/03 広島大学大学院 生物圏科学研究科 生物生産学専攻博士後期課程修了 博士(農学)
■ 資格・免許
1. 1991/03 高等学校教諭一種免許状 社会
2. 1991/03 中学校教諭一種免許状 社会
■ 所属学会
1. 1991~ 日本農業経済学会
2. 1991~ 日本農業市場学会
3. 2000/06~ ∟ 理事
4. 1992~ 日本流通学会
5. 2017/10~ ∟ 編集委員会 委員
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~2024/03  卸売市場制度「大改革」が卸売市場の流通機能と園芸産地・生産者へ与える影響の解明 基盤研究(C) 
2. 2020/04~2025/03  メガFTA/EPA下の日本・東南アジア農業食料市場再編と世界農業化の国際共同研究 基盤研究(B) 
3. 2020/04~2022/03  地方都市における卸売市場の運営形態と流通機能の関係-改正卸売市場法下の業務規程の比較を中心に- 個人研究 
4. 2020/04~2023/03  農業外企業の事業活動が中山間島しょ部における農業・農村の持続性向上に与える効果 基盤研究(C) 
■ 著書・論文歴
1. 著書  世界の食・農林漁業・環境2 ほんとうのサステナビリティってなに? (共著) 2023/02
2. 著書  講座 これからの食料・農業市場学2 農政の展開と食料・農業市場 (共著) 2022/11
3. 著書  フードシステム (共著) 2021/04
4. 著書  農産物・食品の市場と流通 (共著) 2019/03
5. 著書  卸売市場の現在と未来を考える-流通機能と公共性の観点から- (共著) 2019/02
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■ 講師・講演
1. 2022/03 広島市の農林水産業の現状と地産地消のすすめ(広島市)
■ 受賞学術賞
1. 1994/04 論文「タイの米輸出動向と米市場の変化」で日本農業市場学会奨励賞
■ 授業科目
1. ゼミナールⅢ
2. ゼミナールⅣ
3. 卒業研究
4. 卒業論文
5. 特殊研究指導
■ 社会における活動
1. 2023/01 (依頼原稿)「地方」×「私立」にみる大学のアイデンティティ
2. 2022/12 (依頼原稿)二人の母
3. 2022/12 (講演会)未来は今日はじまる
4. 2022/12 (新聞等の記事等への対応)広響デジマサロンサロントーク
5. 2022/11~ (web公開)研究者マインドと管理職仕事
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■ 委員会・協会等
1. 2011/08~ 広島県環境影響評価技術審査委員会 委員
2. 2013/04~ 広島市特産品等ブランド化推進審議会 委員
3. 2013/08~ 農林水産省食料・農業・農村審議会 臨時委員
4. 2015/06/19~ 農林水産省独立行政法人評価有識者会議 委員
5. 2017/04/01~ 広島市農業振興対策審議会 委員及び農業振興対策部会部会長
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■ 役職
1. 2022/04/01~2026/03/31 広島修道大学 学長
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2018/04/01 アカデミック・ディベートマニュアルの改訂
2. 2018/04/01~2018/07/31 流通論の書き込み式教材プリント(改訂)
3. 2018/09/01~2019/01/31 流通政策論の書き込み式教材プリント(改訂)
4. 2019/04/01 アカデミック・ディベートマニュアルの改訂
5. 2019/04/01 レポート・卒業論文の書き(改訂・増補)
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■ 教育に関する発表
1. 2021/02
教育・研究活動の公正と本学の現状
商学研究科
2020年度商学研究科FD推進委員会
単著・共著の別:単独
2. 2020/09
2020年度前期非対面授業に関するアンケート結果と後期授業ガイドラインについて
商学部
2020年度第2回商学部FD推進委員会
単著・共著の別:単独
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2017/04
アカデミック・ディベートについて
単著・共著の別:単著
2. 2017/07
グループワーク・ルーブリック
単著・共著の別:単著
3. 2017/07
プレゼンテーション・ルーブリック
単著・共著の別:単著
4. 2018/04
アカデミック・ディベートについて
ゼミナールⅠ
単著・共著の別:単著
5. 2019/03
農産物・食品の市場と流通
筑波書房
単著・共著の別:共著
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■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
実際の授業を、ほぼシラバスに記載した授業の方針や授業計画に示したとおり実施した。授業アンケートにおいても、授業の体系性を問う「授業の内容と授業計画の一致」4.8「授業のねらいや学習目標」4.8「授業時間や授業回数が守られていたか」4.9であった。ゼミにおいては非対面と対面を時期によって使い分けることとなったが、グループワークやプレゼンテーションを重ねるごと全学生のルーブリックでの評価が向上したことから、目標は十分達成したと考える。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
オンデマンドで行った講義においては、①身近な話題を導入に用い専門知識や理論への興味関心を高めること、②ノートを取りやすい板書(PPTの掲示)計画の作成、③質問への丁寧な回答を行った。非対面型であったため、②についてはプリンタが自宅にない学生への配慮からPC上で書き込みを行えるテキスト兼ワークシートを新たに作成した。③については講義動画内だけではなくQ&A専用のコーナーを設け、丁寧に行った。ゼミ等少人数授業においては、出席確認とその日の学生の理解度を確かめるためのシャトルカード(学生と教員の間を往復するカード)を用い、学生の学習理解や質問に個別に対応する他、学生の意見をくみ上げ、ゼミ全体で共有する等の工夫を行った。非対面型であった期間もこのシャトルカードによって学生の不安をくみあげ対処することができた。また、グループワークやプレゼンテーションを行う際にルーブリックを作成し、事前に学生にそれを示すことにより、どの水準のものが求められているのかを学生に認識してもらい、目標をもって作業に取りくんでもらうことができた。
●3.(1)国際学会、国内学会、研究会等における発表など
日本農業市場学会シンポジウムの企画に企画担当理事として携わった。
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
2021年度は大学が決定したルールの下、前期に1つの講義と3つのゼミ、後期に1つの講義と2つのゼミで授業アンケートを実施した。また個別にも前期後期とも講義に対する感想やコメントを書いてもらう機会を複数回設け、講義内容への興味、PPTスライドの次の大きさや授業の進度、映像の見やすさ等講義技術について問い、その都度反映した。最終的に、講義に関する授業アンケートで「授業への意欲が出た」「満足度が高かった」「学生に寄り添った講義だった」等の自由記述での声があり、学生の声を反映しながらよい授業づくりができたと考える。
●5.公開授業の実施状況
前期において、流通論(非対面オンデマンド型)の授業を公開し、2名の参観があった。授業内容について、良い点としてGoogle Classroomを有効に使いパワーポイントのはめ込み形式や書き込み型プリントが参考になった、授業の最初の身近な話が分かりやすく授業の導入としてよかった等の意見をいただいた。改善点として穴埋めポイントを全てスライドに書くのではなく口頭だけのものがあったほうが学生が集中して聞くのではないかという点を意見としていただいた。いただいた意見については、その後の回で工夫を行った。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
学生からの相談については勉学、生活、就職について複数の相談があったが、1つ1つ個別に時間を取り、複数回の面談をオンラインで行う等対応した。担当の単位僅少学生との面接も全て実施した。チューターを担当する学生に休学者もあり、定期的に連絡を行った。
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
学生の課外活動について、演劇部の顧問を務めた。公演など活動が縮小されたため、実際に活動を指導、支援する機会はなかったが、定期的に幹部学生とのコミュニケーションを行った。