前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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いずれの担当科目においても、シラバスに提示した授業の方針や授業計画に沿って授業を実施しつつ、受講生の理解度
や最終課題の進捗状況に応じて、教材の工夫や短いプレゼンテーションの実施、相互評価等を行った。とくに、非対面授業となった際には、Google ClassroomやZoom、オンラインツールを活用して、双方向コミュニケーションが行えるように努め、グループワークもオンラインで行えるようにした。
これらにより、授業目標を達成したと考える。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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主な担当科目についてのみ以下に記述する。なお、他の科目についても、それぞれに工夫を行っている。
「ソーシャルイノベーション論」社会課題の解決を図るためのソーシャルイノベーションを創案できるように、ソーシャルイノベーションの最新情報を提示するとともに、実社会でソーシャルイノベーションに取り組まれているゲストスピーカーを招いてのディスカッションを行った。また、人々の賛同を得られることが必要なことから、各自の提案を短い動画でプレゼンテーションさせ、相互評価を行わさせた。
「合意形成論」合意形成を行うテーマを【問い】として、これをいかに上手くデザインするかについて教授し、考えさせた。その上で、各自に合意形成ワークショップのデザインを行わせた。この際、非対面授業となったことに対処するため、Google Jamboardを用いた対話の見える化を行い、ファシリテーションについても意識させて、ワークショップをオンラインで実践させた。
「地域資源創造論」地域資源を各自が発見し、それを地域課題の解決に活用する方法を発案させ、実現化していくことを
経験するため、自分の発案したモノ・コトについて賛同者を獲得することを意図したクラウドファンディングのスキームで社会実装を図ることを課した。そのために、実際に地域資源を地域課題の解決に活用されている方をゲストスピーカーとして招いた。
「都市・地域戦略論」都市・地域の客観的評価をする視点が必要なことを理解させ、その上で、EBPM(Evidence Based Policy Making)とロジックモデルを理解した上で、各自が選定した自治体の戦略について分析させ、必要な戦略の提案を行わせた。この提案は数度にわたってピッチを行わせて相互評価を進め、それの結実として、プレゼンテーション動画として完成させた。
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●3.(1)国際学会、国内学会、研究会等における発表など
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短期派遣研究先機関において研究発表を行った。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業アンケートの結果を踏まえ、教材や授業構成について変更を行った。
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●5.公開授業の実施状況
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「合意形成論」「ソーシャルイノベーション論」の授業を公開した。残念ながら、参観者はなかった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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大学での学びの継続に関して相談があり、対応した。退学や休学を考えてはいたが、数回の相談により、継続を決めていただけた。
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