前年度の点検・評価項目
|
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
|
野外運動実習Ⅰ(スキー)において、生まれて初めて板を履いた受講生を受け持つことにしている。しかし、不安を抱いたのか経験のある者も加わってクラスの人数が16名に増えた。「山まわり」の回数を思うようにこなせず、プルークポジションの維持もエッジを利かせることもできなかった。初日はリフトに乗ることをあきらめ、翌日、最も緩い斜面で、常に谷向き、交互内エッジ荷重、前傾姿勢、片足バランスなどの課題を少しずつすすめていった。初日にリフトを利用できなかったことはこれまでになかった。
結果的には、最終日に山頂から滑走するという当初の目的は達成したが、初日から最も緩い斜面を選んでいれば、もっと余裕をもって中級斜面を降りられるようにしてやれたと思われる。
|
●2.(1)教育内容・方法の工夫
|
野外運動実習Ⅱ(キャンプ発展)の学内実習において、2022年度は、1人用テントを、収納袋に収納し説明書も付けて渡した。2023年度は、パーツはそろっているが、ラフにたたんでごみ収集用ビニール袋に入れて渡した。パーツ類からできあがった状態を想像しながら立て、テント本体、フライともに収納袋の収まるようにたたむことをさせた。
試行錯誤に時間を要したが、テントそのものに関する理解は深められたと思われる。
|
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
|
講義科目で、スライドの提示時間が短くノートに写しきれないという意見があった。この時間を確保するように努めてはいるが、すべての受講生に対応しきれていないようである。授業の進行を止めて、質問をしたり、再度の説明を求めたりすることは、最近の学生にとっては難しいようである。自分が言い出したと他の受講生に知られないように「手をあげる」ことができるようなシステムは構築できないものだろうか。
|
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
|
男子バスケットボール部の顧問を務めた。
|