前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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野外運動実習Ⅱ(キャンプ発展)において、当初は「ロープワーク応用」を学内実習で行う予定であった。しかし2021年度に引き続き、1人用テントを準備し、これを現地で使用させることにしたことから、これに関する実習を学内で行い、「ロープワーク応用」は現地で行うことに変更した。
6人用家型テントを用い、本体の立てかた、内部空間の作りかた、ロープの張りかた、ペグの打ちかた、フライシートの張りかたなど基本的な内容の実習を行った後のコマで、1人用テントを配布した。どのようなパーツがいくつあるかを確認させ、これらが必要十分な機能を果たすこと、テントの構造をよく観察して手順前後しないこと、のみを告げて建てるように指示した。取扱説明書を回収し忘れていたため、これを参照され、「始めから考えさせる」という思惑からははずれてしまったが、フライを先に留めて本体を固定するペグが打てなくなったり、リッジポールをメインポールの下に渡したり、「なぜか」を考えなければならない場面は多くあり、創造的思考力を養える実習であったと思われる。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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運動スポーツ実習(ニュースポーツ)で行ったペタンクについて、投てきの際の配置と狙い、投てきの結果を記録し、自己のパフォーマンスを考察させるために撮影機器を導入した。すべてを動画で撮影すると、容量が大きすぎてMoodleによるフィードバックが難しいため、動画は1人1メーヌに1回とし、他は投てき前後の配置の静止画を撮影した。動画の際には各人の名札と狙い場所を指し示す指し棒を映し入れた。投てきに時間をかけるようになり、チーム内で狙い場所を相談して決めるような行動変化が見受けられた。
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●4.学生による本学の授業評価アンケート(独自のものでも可)の実施、分析、結果の活用状況
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運藤科学論では、自分の身体のすばらしさ・すごさを知ることができたという肯定的なものもあったが、スクリーンの文字が見えにくいというものがあった。コロナ感染症対策で、席を一人分空けるように座席指定をしたが、最後尾まで満杯状態で、見えにくい席があったかもしれない。一人分空けることだけを指定したい。
実習科目に関しては回答数が少ないため考察することが困難であった。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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男子バスケットボール部顧問を務めた。
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