前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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前期・後期には、コロナ対策が以前より緩和された状況で、対面授業への復帰を少人数クラスで行い、改訂版のオンライン・シラバスに従って指導方針・計画を実行しました。授業では、部分的に「フリップト(反転)」アプローチを用いました。つまり、宿題のための自主学習を授業時間外に行い、授業時間は以下のように分割しました: (a) タスクベースのアクティブ・ラーニングの発表/アウトプット (ペアまたはグループ)と(b) 知識、スキル、自覚に関する当該コースの目標達成に向けた、自主学習に対するフィードバック、指導、自信を強めること、問題解決。また、英語のレベルが高くない3人の大学院生が、自分たちの論文のための研究について、英語でプレゼンテーションを行いました。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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新1年次生全員に対し、無料のオンライン・ツールを使用して語彙の程度についての評価を行い、一般英語コースにおいてレベルに適した教材選択および新しいカリキュラムのニーズと成果を把握するための情報取得に活用しました。Mreaderオンライン・クイズを使用して、多読における理解度を確認しました。
私は、本学のFDイベント(オンライン)、商学部のFDイベント(対面)に出席し、研究倫理に関するセルフスタディをすべて完了するとともに、私が指導を依頼されている新しい国際コミュニケーションコース(プレゼンテーション・スキル)に関する情報を得るため、大学院生によるプレゼンテーションを参観しました。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業は少人数による対面授業に復帰しましたが、学生がGoogle Classroomでアクセスできるように、より多くの情報をアーカイブしたことで、学生たちへのタスクの指示が日本語のサポート付きのわかりやすいものになり、デジタル・アクセスも可能であったため、学生の安心感とやる気を高めることができました。学生たちは再び、学習者のレベルに適した、より多くのリーディング教材に図書館でアクセスできるようになりました。
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●5.公開授業の実施状況
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前期には、私の英語リーディングI (07)とアクティブ・イングリッシュI (08)クラス(対面)が1人の教授により参観されました。後期には、私が初めて商学部の大学院生に対して指導した新しい国際コミュニケーションIIクラス(英語プレゼンテーション・スキル)において、院生たちが発表するアカデミックなプレゼンテーションが、2人の教授により参観されました。授業で小型のモニターで出版社のオンライン・ツールを使用することや、「個別の学生に適した学習」のために統合した授業、課題を先に終えた学生のための追加課題設定、シャドーイング、プレゼンテーション発表のための設定についてのフィードバックを得ました。これらは、今後の指導のために考慮されます。また、アクティブ・ラーニングのための私の授業構成やルーティンに対する好意的なコメントも得ました。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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- 学習支援センター1階で私が毎週担当している「オフィスアワー」では、(私の授業は受けていない)1人の学生に対してTOEICに関する助言をし、その学生はTOEICスコアを大幅に高めることができました。
- 学生たちが「大学卒業後の人生」のために学んでいる実践的なタスクの価値を、就職活動中の学生や選択コース受講生に対して特に強調しました。また、その際には、キャリア・センターでのセミナーについての再告知も行いました。
- 英語リーディングとアクティブ・イングリッシュのクラスでのワンポイント文法レッスンは、間違えて選びやすい選択肢を選ばないようにすることで、TOEICスコアを上げることにつながりました。また、5名の学生がレベル1(前期)からレベル2(後期)へレベルアップし、留学を希望している1名は、レベル1から3へレベルアップするためにライティングに関するフィードバックを求めました。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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クラブやサークル活動の支援については、私は公式の任命を受けませんでした。
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