(最終更新日:2024-07-06 23:36:44)
  イシヅカ ヒロユキ   ISHIZUKA Hiroyuki
  石塚 浩之
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
■ オフィスアワー
水曜4限(事前連絡が望ましい)
■ 現在の専門分野
●専門分野
言語学, 外国語教育, 図書館情報学・人文社会情報学 
●キーワード
通訳、翻訳、談話処理、概念構築、通訳訓練 
●主な研究テーマ
1. 通訳の認知的プロセスの究明 
2. 通訳訓練の外国語教育への応用 
3. 通訳記録からの2言語並行コーパスの構築 
●共同研究・研究相談が可能な内容
1. 通訳翻訳の認知プロセス、談話処理、意味構築、通訳訓練 
■ 学歴
1. 1989/04~1994/03 慶應義塾大学 経済学部 経済学科 卒業 経済学士
2. 2005/10~2007/03 University of Bath MA in Interpreting and Translating 修士課程修了 MA in Interpreting and Translating
3. 2008/04~2013/03 神戸市立神戸市外国語大学大学院 外国語学研究科 博士課程修了 博士(文学)甲第39号
■ 所属学会
1. 2007/02~ 日本通訳翻訳学会(旧日本通訳学会)
2. 2010~ 日本語用論学会
3. 2010~ 日本認知言語学会
4. 2014~ 国際語用論学会
5. 2018~ International Association for Translation and Intercultural Studies Link
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■ 職歴
1. 2014/04~2018/03 広島修道大学 人文学部 准教授
2. 2018/04~ 広島修道大学 人文学部 教授
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2024/04~  同時通訳における非コード置換処理の記述:技術的側面と基盤的側面 基盤研究(C) (キーワード:同時通訳、発話理解、相関モデル、順送り訳、通訳教育)
2. 2022/04~2023/03  英日通訳翻訳における語順処理 順送り訳の歴史・理論・実践 2022年度 研究成果公開促進費(学術図書) (キーワード:通訳、翻訳、語順処理、順送り)
3. 2020/04~2024/03  同時通訳における認知処理の明示化:全体的処理と部分的処理の統一的記述 基盤研究(C) (キーワード:同時通訳、認知処理、通訳訓練)
4. 2020/04~2023/03  翻訳者の訳出プロセスの可視化と、翻訳・言語研究の共有基盤の構築 基盤研究(B) (キーワード:翻訳、訳出プロセス、認知処理)
5. 2016/04~2020/03  記者会見通訳の二言語並行コーパスの構築と応用研究 基盤研究(B) (キーワード:通訳翻訳、対訳コーパス、言語処理、談話分析、記者会見)
■ 著書・論文歴
1. 著書  Corpora in Interpreting Studies: East Asian Perspectives (共著) 2023/12 Link
2. 著書  英日通訳翻訳における語順処理: 順送り訳の歴史・理論・実践 (共著) 2023/02 Link
3. 著書  CAN-DOリストによる教育成果の可視化 (共著) 2022/03
4. 著書  地方私立大学の英語教育への挑戦:地域で活躍できるプロフェッショナル人材の育成を目指して (共著) 2019/02
5. 著書  ビジネスパーソンのための英語発信力強化演習 通訳訓練法でプレゼンテーションを成功させる (単著) 2016/09
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■ 学会発表
1. 2023/07/10 Interpersonal cognition in simultaneous interpreters’ discourse processing(18th Internatonal Pragmatics Conference)
2. 2023/02/10 The Role of Additional Demonstratives and Interpersonal Cognition in Simultaneous Interpreting(SOAS CTS Global Seminar Series 2022-23)
3. 2022/12/08 How Multiple Visual Input Affects Interpreting Performance in Remote Simultaneous Interpreting (RSI): An Experimental Study(The 3rd HKBU International Conference on Interpreting)
4. 2022/09/04 同時通訳における情報保持:相関モデルの立場から(日本通訳翻訳学会第23回年次大会)
5. 2020/06/20 同時通訳の訳出における指示表現の追加: 通訳データベース(JNPCコーパス)の活用事例(日本通訳翻訳学会関東支部第55回例会)
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■ 授業科目
1. Project Work(通訳実践)
2. 英語学・英語教育学ゼミナールA(通訳翻訳文献講読)
3. 英語学・英語教育学ゼミナールB(通訳翻訳文献講読)
4. 英語学・英語教育学ゼミナールC(通訳翻訳研究)
5. 英語学・英語教育学ゼミナールD(通訳翻訳研究)
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■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2014/04/01~ CALL教室を活用したステップ式の通訳演習プログラムの構築と実践
2. 2017/04/01~ 通訳ブース付きCALL教室での通訳演習授業
3. 2021/04/01~ セブ島貧困層住民を対象とした栄養指導プロジェクトにおける通訳翻訳指導
■ 教育に関する発表
1. 2019/06
通訳プロセスを踏まえた リプロダクションの指導法
関西英語教育学会
関西英語教育学会 (KELES) 第24回研究大会
単著・共著の別:単独
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2020/01
英検1級単語テスト(全28回)
単著・共著の別:単著
2. 2023/09
「通訳翻訳と世界」授業スライド
通訳翻訳と世界
単著・共著の別:単著
■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
[通訳コース] 派遣研究期間中も健康栄養学科栢下ゼミと合同でセブ島貧困救済プロジェクトを維持した。このプロジェクトは2022年度から3年間の予定で(株)味の素の助成金を受けている。後期は派遣研究を終え、通訳コースの通常授業を再開した。11月にはセブ・広島をZoomで結び、国際会議を開催した。派遣研究期間中もプロジェクトを継続できたのが、学生が主体的に学修する仕組みを構築できた成果であり、十分に目標を達成したと言える。 [英検攻略] 例年通りの目標を設定し、講義内容に加え、毎週の授業での小テスト、リーディング・ログを実施した。4年生の受講者2名は、英検1級の合格レベルに達していないが、卒業後も自立的に学修を続け、さらなる成長を遂げることを期待する。 [通訳翻訳と世界] 教養科目ではあるが、先行研究の内容に自分なりの見解を盛り込み、独自の通訳翻訳史の提示を目指した。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
[通訳コース] 派遣研究期間中も、オンラインでの勉強会や、学外での通訳実践の機会提供を通じ、学生の自主的な学習をサポートした。帰国後は健康栄養学科栢下ゼミと合同でのセブ島栄養改善プロジェクトのを進めた。また、授業期間以外にも、学生に学外での実践機会を提供している。 [英検攻略] 過去問、単語集を活用した英検対策の他、TIMEやEconomistから最新記事を読み、時事的知識の理解を深めた。 [通訳翻訳と世界] 講義科目であったが、授業時間中にMoodleでの回答コーナーを設け、履修者全員が授業参加できる仕組みを取り入れている。
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
共通教育科目「通訳翻訳と世界」について、毎回の小課題や授業スライドについて、学生からの要望があった。可能な範囲では要望を取り入れ、難しい点については、初回授業で説明し、学生の理解と協力を求めることとした。
●5.公開授業の実施状況
健康栄養学科栢下ゼミと合同で実施しているセブ島栄養改善プロジェクトのオンライン会合を「通訳演習III」の公開授業として設定し、参観の申し込みはあったが、申込者のスケジュール調整がかなわず、今年度の参観者はなかった。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
派遣研究期間中につき、ゼミの学生の指導はなかったが、通訳コースの学生については、派遣研究期間中も、その都度、メール等で相談に対応していた。地域通訳案内士やG7学生ボランティアを希望する学生には、エントリーシートの作成についても指導を行った。  後期は、通訳コース生、英検対科目履修生を中心に、さまざまな相談に対応し、指導を継続している。派遣研究中も、学内TOEIC IPのスコアを確認し、学生の学習状態を把握し、個別の状況に応じたアドバイスを行い、希望する学生にはGoogle classroomなどから自習用教材を配布した。また、すでに卒業した学生からの各種相談にも応じている。
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
特になし。