(最終更新日:2023-06-21 19:43:46)
  ヨシカワ フミコ   YOSHIKAWA Fumiko
  吉川 史子
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   教授
■ オフィスアワー
火曜日の4時間目、研究室(ただし、出張、委員会等で不在の場合もあるので事前連絡が望ましい)。
■ 現在の専門分野
●専門分野
史的英語学, 近代における英米思想の日本への影響 
●キーワード
英語史、談話ストラテジー、神秘主義作品、語順、南方熊楠 
●主な研究テーマ
1. 中世英語宗教散文の語順 
2. 在米時代の南方熊楠に関する研究 
●共同研究・研究相談が可能な内容
1. 英語史、特に中英語の語順に関する研究、または中世神秘主義に関する研究。在米時代の南方熊楠の研究。 
■ 学歴
1. 1995/04~2000/03 大阪大学大学院 言語文化研究科 言語文化学博士後期課程単位取得満期退学
2. 2000/09
(学位取得)
博士(言語文化学)
■ 資格・免許
1. 1995/04 高等学校教諭専修免許状 外国語(英語)取得 平7高専第2号(大阪府教育委員会)
2. 1995/04 中学校教諭専修免許状 外国語(英語)取得 平7中専第3号(大阪府教育委員会)
■ 所属学会
1. 1993/04~ 日本英語学会
2. 1994/04~ 英語コーパス学会
3. 1995/04~ 日本中世英語英文学会
4. 2018/04~ ∟ 評議員
5. 2023/04~ ∟ 西支部長
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■ 職歴
1. 2002/04~2007/03 広島修道大学 商学部 助教授
2. 2007/04~2010/09 広島修道大学 商学部 准教授
3. 2010/10~ 広島修道大学 商学部 教授
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~  中世イギリス神秘主義文学の言語とジェンダーに関する研究 基盤研究 (C) 
2. 2015/04~2022/03  中世イギリス神秘主義文学における対話と読者に対する説得的ストラテジーに関する研究 基盤研究 (C)(一般) 
3. 2010/04~2015/03  中世イギリス神秘文学の研究 基盤研究 (C) (Grant-in Aid for Science Research (C)) 
■ 著書・論文歴
1. 著書  Chance Discovery (共著) 2003/10
2. 論文  新聞の三行広告に見られる言語の経済性に関する考察—英語の三行広告との比較を中心に— (単著) 2022/02
3. 論文  「さ、ひっくり返そう。」はオーディエンスをどうやってひっくり返すのか—近年の新聞広告に見られる語用論的反転を利用した説得構造— (単著) 2021/02
4. 論文  農学校時代の南方熊楠の修学状況 (単著) 2020/02
5. 論文  A Seventeenth-Century Land Indenture Issued in Buckinghamshire (単著) 2019/02
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■ 学会発表
1. 2022/07/16 What Do Scribal Corrections Show in Paris, BNF, fonds anglais MS 40?(New Visions of Julian of Norwich)
2. 2019/07/01 The Uses of Nou: Its Styles and Genres in Middle English Texts(The 24th International Conference on Historical Linguistics (ICHL 24))
3. 2019/03/01 Metaphor Users in Late Middle English Women's Mystical Texts(2019 Annual Conference of Mystical Theology Network)
4. 2018/06/28 Lexical and Rhetorical Links Connecting Two Texts in British Library Add. MS 37790(The 8th International Anchoritic Society Conference)
5. 2018/03/07 Persuasive Strategies Which are Adopted or Not Adapted in Late Middle English Women's Mystical Works(Philological Colloquium)
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■ 講師・講演
1. 2018/03 Persuasion in Middle English Texts Written by or for Women Devoted to Religious Life(Turku, Finland)
■ 教育に関する発表
1. 2022/03
「アクティブ・イングリッシュ II」授業実践例
広島修道大学英語グループ
広島修道大学英語グループ授業アイデア紹介
単著・共著の別:単独
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2018/04
「英語語法研究 I・II」のためのハンドアウトを改訂して配布した。
英語語法研究 I・II
単著・共著の別:単著
2. 2018/09
英語の歌に出てくる単語を修得するためのリスニングテスト
アクティブ・イングリッシュII
単著・共著の別:単著
3. 2019/04
現代の英単語・構文の歴史的な成り立ちを学ぶためのスライドの改定
単著・共著の別:単著
4. 2020/05
Google Classroom 上で利用可能な「アクティブ・イングリッシュ I・II」用の教材と Exercises
「アクティブ・イングリッシュ I・II_01」
単著・共著の別:単著
5. 2020/05
Google Classroom 上で利用可能な「時事英語 I・II」用の教材と Exercises
「時事英語 I・II」
単著・共著の別:単著
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■ メッセージ
学んだ英語のフレーズを使う機会をたくさん見つけてほしいと思っています。英語の勉強の仕方に行き詰まったら是非相談に来て下さい。
■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
授業方法・計画・内容と成績評価基準は全てシラバスに明示している。また、これまで通り、各学期の最初の授業で、授業内容を確認するオリエンテーションの時間を設けて、授業目標・内容・計画と成績評価基準をきちんと説明すると同時に、受講マナーについても確認するようにした。実際の授業は、学生から特別な要望が出ない限り、シラバスの内容通りに進めるよう心がけた。授業の目標の達成度は、合格ラインに到達して単位を習得できない受講生も若干名いたため、9割程度の達成度であると考える。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
「前年度の教育面における目標・課題に関する達成内容」の欄で述べた通り、「アクティブ・イングリッシュ I・II」、「資格英語 I・II」の授業で、対面式授業であっても Google Classroom を利用してグループワークや課題にオンライン上で取り組んでもらうための工夫をした。特に、「資格英語 II」は、プレイスメントテストで受験した TOEIC Bridge のスコアがあまり良くなかったと感じている学生たちが大勢受講してくれていたので、まず TOEIC の問題形式に慣れてもらうことで、少しでもスコアアップしてもらいたいと考え、課外でできるだけ多く TOEIC 形式の問題を解いてもらえるように、Google Classroom のフォームで毎週課題に取り組んでもらい、オンラインで解答を確認してもらえるよう工夫した。
●3.(1)国際学会、研究会等における発表など
該当なし。
●4.学生による本学の授業評価アンケート(独自のものでも可)の実施、分析、結果の活用状況
今年度もオンラインで大学によってアンケートが実施され、2科目以上実施されている。結果は全て確認し、高く評価された点に関しては、今年度より良い授業を実施するために意識して他の授業にも取り入れている。英語の名演説の一部を暗誦してもらうという課題に関して、役に立たないのではないかとの意見が多く、不人気だったため、2023年度は別の課題に取り組んでもらうようにした。
●5.公開授業の実施状況
12月26日(月)の「アクティブ・イングリッシュ II_01」の授業を公開し、大山美代先生にご参観いただいた。学生たちが3チームに分かれて、英語紙芝居を上演するのをご覧いただき、その後授業中にコメントをしていただき、授業後にもメールでコメントを送っていただいた。英語で物語を朗読し、演じることにはやや照れもあるであろうが、少なくとも2人の学生が、登場人物によってはっきり声を変えて演じ分けていて、内容をきちんと理解して朗読できていることがわかったとの講評をいただいた。また、他の学生も作品を作り上げたことで協働学習の達成感があったであろうことを、良かった点として挙げてくださった。改善すべき点として、内容を完全に理解して描いたと思えない絵がいくつかあったという御指摘をいただいた。Google Classroom に絵コンテを2回描いて提出してもらい、それぞれに私が付した助言を踏まえて本番用の紙芝居の絵を描いてもらったが、あまり不備を指摘しすぎると、学生のやる気をそぐのではないかと、遠慮がちにコメントをしてしまったことが、その大きな原因だったのではないかと考える。本年度は、適切に指導できるよう工夫したい。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
チューターとして、単位僅少学生に面談し、生活習慣、授業への取り組み姿勢などに関して助言をした。そのうち一人の学生が「英語リーディング I・II」の受講生だったのだが、おばあさまの看病のために福岡に行かなくてはならず、3週間授業を欠席しなければならないと相談を受けたため、教学センターとも話し合い、きちんと許可を取って、特別にオンラインで授業に参加できるように準備をして授業に臨んだが、授業前日や当日になる度に、特別な事情ができたとの連絡があり、その3週間の間一度もオンラインで授業に出席してもらえなかった。授業をオンラインと対面で同時に行うために多大な時間をかけて準備したので、少々残念に感じたが、今後もこのようなケースがあるかもしれないので、良い勉強になったと考えている。
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
該当なし。