前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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前年度までの授業内容を踏襲しつつ、学生が多面的な考えや意見を述べられるようなグループワークの方策を企画実施するなど、今までに行なわれていなかった方法を模索することができた。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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「広島の事業承継を学ぶ」において、それまでの一方的に講義を聴く→レポートにまとめるから、双方向授業を行なうように工夫をした。各回の非常勤講師(事業承継を行なってきた企業経営者および事業承継支援企業担当者)に一人ずつ依頼し、都度投げかけた質問に学生が答えていく、または学生からの質問を募って講師が答えていくといった方式を取ることで、学生が授業内で挙手することや発話・質問することへの抵抗感を減少させることができた。また、オンデマンド授業の「大学生活とキャリア」においては、新入生の不安感を払拭できるように初回授業で、入学時点での気持ちを川柳にさせてクラス内で共有したところ、共感と刺激になったという意見が多数聞けた。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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「大学生活とキャリア形成」におけるグループワークでは、前年の費やせる時間が足りないとの意見を授業に反映し、グループワーク時間を増やしたことによって、若干ではあるが学生同士が協力して行なうワークへの満足度が上がった。また、グループワークに至るまでの自分たちのコミュニケーション力や共に協力することを苦手と書いていた学生も散見されたことから、チームビルディングの重要性や仲間意識が表出するようなアイスブレイク的なワークも頻繁に取り入れ、体感させた。
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●5.公開授業の実施状況
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「大学生活とキャリア形成」においては参観者が2名、「広島の事業承継を学ぶ」では申込者2名→参観者1名だった。
「大学生活とキャリア形成」ではグループワークの様子を参観していただいた。特に、新聞記事から見た社会ということで、5週に亘って学生たちが収集した新聞紙からの記事を持ち寄り、グループ内及びクラス内でシェアしたい記事を選び出し、紹介する際にキャスター、肯定派コメンテーター、否定派コメンテーターからなる記事の紹介をしたことで、それまで学生が肯定的な見方しかしてこなかった記事も否定的な見方や考え方ができるといった視点が良いといったコメントをいただくことができた。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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学生から就職活動や、キャリアセンターでの支援内容について相談を受けた。
また、キャリアセンターにおいてエントリーシートのチェックや自己分析の支援を行なった。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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該当しない。
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