(最終更新日:2024-06-21 00:30:27)
  カワグチ カズヤ   KAWAGUCHI Kazuya
  河口 和也
   所属   広島修道大学  人文学部
   職種   教授
■ オフィスアワー
火曜日3限
■ 現在の専門分野
●専門分野
ジェンダー, 社会学 
●キーワード
同性愛、ジェンダー、セクシュアリティ、コミュニティ研究、クィア 
●主な研究テーマ
1. 現代日本社会における性をめぐる諸問題に関する研究 
●共同研究・研究相談が可能な内容
1. 現代日本における同性愛およびジェンダー/セクシュアリティに関する社会学的研究およびエイズ予防に関する社会学的研究 
■ 学歴
1. 1986/04~1989/03 国際学修士
2. 1990/04~1997/03 筑波大学大学院 社会科学研究科 社会学専攻 博士課程単位取得満期退学
3. 1992/03
(学位取得)
修士(社会学)
■ 所属学会
1. 1997~ 日本エイズ学会
2. 1997/05~ 日本社会学会
3. 1998~ 日本解放社会学会
4. 1998~ 日本社会学会
5. 1998/04~ 日本社会学会
全件表示(10件)
■ 職歴
1. 2002/04~2003/03 広島修道大学 人文学部 助教授
2. 2003/04~ 広島修道大学 人文学部 教授
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018/04~2023/03  セクシュアル・マイノリティをめぐる意識の変容と施策に関する研究 基盤研究A (キーワード:セクシュアル・マイノリティ、LGBT施策、意識調査)
2. 2018/04~2024/03  セクシュアル・マイノリティをめぐる意識の変容と施策に関する研究 科学研究費補助金 (キーワード:性的マイノリティ、施策、LGBTQ+)
3. 2013/04~2017/03  日本におけるクィア・スタディーズの構築 基盤研究(B) 
4. 2010/04~2013/03  「日本におけるクィアスタディーズの展開」 基盤研究C 
5. 2007/04~2010/03  「日本におけるクィアスタディーズの可能性」 基盤研究C 
■ 著書・論文歴
1. 著書  「エイズをめぐる表象のポリティクス―映画『ゼロ・ペイシェンス』を読む」 (単著) 2023/03
2. 著書  「アメリカ合衆国のゲイ解放運動の表象に向けて―『真夜中のパーティ』から『ミルク』まで」 (単著) 2021/11
3. 著書  広島をクィアする―ローカルで生きる性的マイノリティ (共著) 2016/11
4. 著書  Responses to HIV-AIDS in East Asia (共著) 2015/02
5. 著書  『同性愛と異性愛』 (共著) 2010/04
全件表示(82件)
■ 学会発表
1. 2022/08/02 「ホモソーシャリティの理論」(クィア仏教学研究会)
2. 2022/07/30 「セクシュアリティの課題」(広島大学ダイバーシティ研究センター主催GS調査報告会)
3. 2021/07/07 「フェミニズムとセクシュアリティ―バトラー『ジェンダー・トラブル』」(クィア仏教学研究会)
4. 2021/03/02 「フェミニズムとセクシュアリティⅠ:ゲイル・ルービン「性を考える」」(クィア仏教学研究会)
5. 2020/12/22 「クィア前史Ⅰ:セクソロジーの時代/ホモファイルの時代」「クィア前史Ⅱ:レズビアン/ゲイ・リベレーションとレズビアン/ゲイ・スタディーズ」(クィア仏教学研究会)
全件表示(43件)
■ 講師・講演
1. 2020/02 「LGBTの基礎知識とマスコミとしての意識向上」(広島ホームテレビ)
2. 2020/02 性的少数者(LGBT)への 寛容度は社会の幸福度 ―正しい知識を学ぼう―(広島市仁保公民館)
3. 2020/02 「性的マイノリティの児童・生徒の対応―性の多様性の理解に向けて」(広島市アンデルセン会議室)
4. 2020/01 「教育現場におけるLGBTの児童・生徒対応―性の多様性の理解に向けて」(広島市沼田公民館)
5. 2020/01 「LGBTの理解 よりよい対応・支援に向けて」(広島県立総合精神保健福祉センター)
全件表示(44件)
■ 授業科目
1. クィア・スタディーズ演習(応用)
2. クイア・スタディーズⅠ
3. クイア・スタディーズⅡ
4. クイア・スタディーズ演習Ⅰ
5. クイア・スタディーズ演習Ⅱ
全件表示(19件)
■ 社会における活動
1. 2023/12~2023/12 (講演会)性の多様性の理解と人権 ―よりよい学生対応に向けて―
2. 2023/12~2023/12 (講演会)多様な性の理解について 学校での対応を中心に
3. 2023/12~2023/12 (市民講座)性の多様性が認められる 社会に向けて
4. 2023/11~2023/11 (講演会)LGBTQ+の現状と理解 ―よりよい医療サポートに向けて―
5. 2023/11~2023/11 (新聞等の記事等への対応)「Think Gender 同性が好き 孫望む親は落胆」への識者コメント
全件表示(106件)
■ 委員会・協会等
1. 2013/09~2015/08 厚生労働省エイズ動向委員会 委員
2. 2015/09~2016/01 安佐南区防災被災者支援地域女性ネットワーク会議 委員
3. 2018/04/01~ 広島県男女共同参画財団 LGBT相談事業顧問
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ ホームページ
   河口和也研究室
■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
講義科目(社会学理論・ライフデザイン論)においては、ウェブシラバスの内容のみならず、講義開始時に資料として講義概要をさらに詳細に書いた印刷物を配布して、授業の目標がより明確に学生に伝わるようにすることを継続して行った。また、授業内容の定着を重視し、さらに思考力を涵養するためにコメントシートの確認を行い、それについてのフィードバックを次回の授業で行うように心がけた。そうした取り組みにより、授業に関するコメントや質問の量は学期が進んでいくにつれて徐々に増えていった。また、ライフデザイン論では、卒業研究に向けてのテーマ設定を目標としているために、授業内に個別に面談を行い、各自個別の研究テーマに関して指導を行い、将来的な卒業研究につながるように工夫した。 演習科目については、コロナの影響もなくなり、コロナ以前の形態で授業をできるようになった。ディスカッションをより活性化するためにこれまでも行ってきたように演習の受講生をさらに小グループに分けて、学生が主体的に話をしたり、議論をする時間を増やすようにすることにより、学生の演習への参加度や発言量は増した。その結果、プレゼンテーション能力や人前で話すというスキルは徐々に上がっていったと考えられる。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
これまでも授業で配布する資料は、授業に先駆けてMoodleに掲載して、各自ダウンロードするようにした。パワーポイントを授業の際に見せるだけでなく、その内容を事前に配布してあることで、学生も資料に書き込みができるということで授業中の学習あるいは、事前の予習等にも活用しているようである。そのことによっても、またMoodleでパソコンから入力するようにしてあることで、授業後のコメント量も圧倒的に増えた。
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
授業アンケートを行い、分析・結果を授業に活用した。
●5.公開授業の実施状況
2023年度後期にクィア・スタディーズ演習の授業において、授業公開したが、参観者はなかった。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
単位僅少学生に対しては生活における問題点の把握、履修指導などを行った。大学院への進学相談などにも対応した。また、要請があれば就職や進路などの相談に対して十分に対応した。とくに、4年次生については、卒業研究の指導と合わせて、就職活動についての相談などにも対応した。
●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
フォークソング部の顧問を務め、学生の課外活動を支援した。また、裏千家茶道愛好会の顧問として学生の課外活動を支援した。