前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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シラバス(授業計画)に関しては、本学の方針とはずれるが、レベル分けされているものの、初めて会う学生たちの英語力や個性が分からない状況で「この授業を受ければ、このような力がつく。毎回の授業ではこれを確実にマスターさせます!」というのは原理的に不可能だと考えている。そのため、シラバスは大まかな「目安」とし、実際の授業で「あ、ここはまだ理解できていないな。」と感じられる場合には補足のプリントを用意するなど、臨機応変に、しかしながら着実に理解できるよう心掛けたいと考え、実際、そのようにした。そのため、授業毎回の授業後に感想・疑問点なども含め「振り返りシート」を提出させ、翌週の冒頭で紹介し、疑問点に対しては追加の説明をした。達成度としては主観的ではあるが、学生による授業評価アンケートの結果からすると、達成度は90%ほどと考えたい。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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WEBシラバスで提示されている授業計画のうち、共通科目については「科目代表教員」が記述した「部分的共通シラバス」であったため、完全に沿ったものとはならなかった。個人で全て記述した科目についてはほぼ達成できたと考える。また、上の「1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度」に記述したことと重複するが、できるだけ学生の声、意見を吸い上げて授業に反映するように心がけ、場合によってはYoutubeからの参考となる動画を見せ、また必要に応じて画像や音声ファイルをグーグルクラスルームを用いて資料として利用可能とした。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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前期・後期ともに全ての科目において授業評価アンケートを実施し、学生の意見・感想を真摯に受け止め、改善に役立てた、と個人的には考えている。具体的には関連する動画の視聴を取り入れたことが挙げられる。(>やはり、最近の学生はマルチメディアを使った学習に習熟していることを痛感した。)
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●5.公開授業の実施状況
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アカデミック・リーディングⅠ _71を公開し、参観者は0人だった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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チューターとなっていないため、単位僅少学生への対応、生活、進路・就職などについての相談そのものがなく、そのような指導は行なっていないが、英語学習についての質問や相談には授業後に提出させる「振り返りシート」に書かれた疑問点の解消に努めた。TOEICの学外受験を考えてた学生について、有益な参考書を、また、不要となった英和辞典やその他の単語集などを希望する学生、個人的に紹介された英語英文学科の大学院生に配布した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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ロック部、並びに硬式テニス愛好会の顧問ではあるが、押印以外、特に関わりがなかった。
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