前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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シラバスに記載した授業⽅針、授業計画、成績評価基準をもとに授業と成績評価を⾏った。講義科目の成績評価は、授業にまじめに取り組んだ受講⽣が単位を取得しやすいように、試験の点数だけで評価するのではなく、毎回の課題の点数を加えて成績評価を⾏い、シラバスに記載している内容と⽅針が変わらないように努めた。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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中国新聞社のインターンシップの担当が2年めになり、受講者が3名と多く、事前指導が軌道に乗り、授業の進め方が確立した。事前指導では、複数の新聞社の記事を⽐較しながら精読をさせ、中国新聞の記事の特徴を理解させるなどしながら、新聞記事に慣れさせることを重視した。1面において取り上げるニュースの比較、特定の事件についての記事の違いの比較などを行った。実習では、実際に記事の執筆を経験したので、事前指導における勉強が役に⽴ったと思われる。2年生、3年生、4年生と受講生の学年が分かれたため、文章力には違いがあったが、個人に合わせて指導をすれば、意味のある実習になることも確認できた。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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東洋史概論1において、例年、授業の最後に課題を与え、出席カードに回答を書いて提出させている。アンケートに、時間が足りないのでいつも走って次の授業に移動しているとの記述があったため、2024年度の授業では、次に授業があり時間が足りない場合は研究棟のメールボックスに翌日までに提出することを認めた。その結果、毎回数十人がメールボックスへの提出となった。この件について、アンケート結果を活用して改善することができた。
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●5.公開授業の実施状況
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民族と社会を公開し、参観者は0人だった。歴史人類学を公開し、参観者は1人だった。参観した教員から、授業の内容についてコメントをいただき、授業のどの点が関心を持ってもらえる内容になっているかがわかり参考になった。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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単位僅少学生への対応をほぼ全員行った。卒延となっていた学生や休学中の学生など対応が必要な学生が複数いたため、丁寧に対応した。それぞれ個別の事情を抱えており、改善がスムーズにいくとは限らないが、できるだけわかりやすい目標を競ってするなど、卒業ができるように指導した。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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なし
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