前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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授業の方針は、単なる知識の習得にとどまらず自らに生かす知識と他者を理解する技術を修得することを目指している。授業計画の柱は「現代社会を生きるために」をメインテーマに、学生自身が建設的に社会生活を営めるよう、また自他共に信頼できる対等な人間関係のあり方について実務経験を有する教員として視点を踏まえて講義・実習を行った。
学部実習では学生自らが研究計画を立ててレポートを書き上げることができるようになった。演習では心理学的知識を習得し建設的な対人関係を保つための相互支援ができるようになった。4年生は卒業論文として研究の成果をまとめることができた。
大学院では、講義科目で心理臨床に必要な知識、実習科目では学内外の実習で心理臨床に必要な技能を修得した。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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実務経験(法務省鑑別技官、総合病院心理療法士、カウンセラー)を有する教員として経験と視点を生かした授業を行っている。「E-learningシステム(Shudo Moodle)」を活用することで、臨機に情報提供や課題を出すことができ、授業期はもちろん、休暇中においても学外(自宅など)で学習を促すことができた。
講義科目では、単なる座学にならないよう実習形式を取り入れ、学生参加型の授業を行った。授業で得られたデータを分析して提示することで、“生のデータ”から学生自らの状況を知り、具体的な対処が取れるよう働きかけた。その他、心理学を生かした各種検定試験合格を目指して、目標を持って自主的に学習する雰囲気作りをした。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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「臨床心理学概論(回答数148名)」で授業評価アンケートを実施した。「授業の体系性」では設問平均4.8、「教授方法・講義内容」の設問平均4.7の評価であった。「授業を通して新しい知識や理論、考え方が分かるようになりましたか」の設問に4.8の評価を得た。一方で「授業内容は理解できたか」の設問では4.6の評価であった。今年度から第1学年が中心となる受業になるため、新入生でも理解できるよう受業内容になるよう工夫をする。
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●5.公開授業の実施状況
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実施できていない。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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心身の不調を訴える学生に対して面談をして、学生相談室や保健室と連携して学生生活が持続できるよう対応した。
単位僅少学生に対しては個別に面談し、経済的状況や心身の状況などを確認し、単位僅少に至る過程を明らかにするとともに、今後の対応について話し合い具体的な行動変容を促した。
「心理学検定」や「メンタルヘルス・マネジメント検定」などの受検を勧めた。
公務員(心理専門職)試験についての情報を提供や就職支援を行った。大学院進学を希望する学生に対して進路指導ならびに事前面談を行った。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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本学サークルの部長・顧問、学友会公認の活動は行っていないが、心理学科及び大学院心理学専攻の学生が参加できる課外活動を支援している。
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