(最終更新日:2024-04-25 14:22:21)
  タカハマ セツコ   TAKAHAMA Setsuko
  高濱 節子
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   教授
■ オフィスアワー
月曜日-木曜日 昼休み(但し,事前にメール等による連絡をして下さい.)
■ 現在の専門分野
●専門分野
最適化問題(主に、非線形), ゲーム理論 
●キーワード
制約付き最適化問題、多目的最適化問題、ナチュラルコンピューティング、進化的計算、低精度近似モデル、構造最適化 
●主な研究テーマ
1. 最適化アルゴリズム(主に、直接深索法)の開発 
2. 不完備情報ゲームにおける最適解の分析 
●共同研究・研究相談が可能な内容
1. 制約付き最適化アルゴリズムの開発と応用制約付き最適化問題は、与えられた制約の下で、費用や利潤などの評価量(目的関数)を最小化/最大化する解(最適解)を求める問題である。実際の問題では、目的関数の数式化が困難であったり、関数の評価に大きな計算コストを要したり、制約条件が厳しく条件を満足する解の発見が困難などの課題がある。これらの課題を抱えた実際の問題を解くことに関するテーマについて。 
■ 学歴
1. 1981/04~1986/03 大阪大学大学院 基礎工学研究科 数理系博士後期課程単位取得満期退学
2. 1987/04
(学位取得)
工学博士 7774号
■ 資格・免許
1. 高等学校教諭1級普通免許状(数学)
2. 小学校教諭1級普通免許状
3. 中等学校教諭1級普通免許状(数学)
■ 所属学会
1. 1981~ 日本オペレーションズ・リサーチ学会
2. 1990~ 日本ファジィ学会(日本知能情報ファジィ学会)
3. 1998~ 日本生産管理学会
4. 2013/04~ ∟ 中国・四国支部幹事
5. 2001/01~ IEEE
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■ 職歴
1. 1998/04~1999/03 広島修道大学 商学部 教授
2. 1999/04~2001/03 広島修道大学 短期大学部 教授
3. 2001/04~ 広島修道大学 商学部 教授
■ 著書・論文歴
1. 著書  A Study on Crossover Operations Using Hill-Valley Detection for Multimodal Optimization by Particle Swarm Optimization with Graph-Based Speciation (共著) 2024/02
2. 著書  A Study on Converging and Moving Detection Using Distance Between the Center and the Best Solution for Particle Swarm Optimization (共著) 2023/02
3. 著書  A Study on Multi-Armed Bandit Algorithms for Dynamic Selection of Parameters and Topologies in Particle Swarm Optimization (共著) 2022/02
4. 著書  A Study on Selecting an Oblique Coordinate System for Rotation-Invariant Blend Crossover in a Real-Coded Genetic Algorithm (共著) 2018/02
5. 著書  A Parametric Study on Estimated Comparison in Differential Evolution with Rough Approximation Model (共著) 2010/05
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■ 授業科目
1. B2群特殊講義a(アルゴリズムとプログラミング演習)
2. B2群特殊講義a(アルゴリズムとプログラミング発展演習)
3. ゼミナールⅢ_32
4. ゼミナールⅣ_32
5. 経営情報論Ⅰ
全件表示(17件)
■ 委員会・協会等
1. 2015/04~2016/03 西日本高速道路株式会社中国支社入札監視委員会 委員
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2019/10
プログラミング言語(C言語 発展編)に関する講義資料 第1版
単著・共著の別:単著
2. 2019/10
プログラミング言語(C言語発展編)にかんする授業演習用問題集:Moodle対応 第1版
Shudo Moodle
単著・共著の別:単著
3. 2019/10
プログラミング言語(C言語発展編)に関する時間外学習用問題集 Moodle対応
Shudo Moodle
単著・共著の別:単著
4. 2019/10
経営科学に関する学生記入用ノート 第4版
単著・共著の別:単著
5. 2020/07
2020/07 アルゴリズムとプログラミング演習 講義資料
単著・共著の別:単著
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■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
講義科目の場合,講義,小テスト(または,授業中の演習),時間外課題をセットで実施し,次の3課題に継続的に取り組んでいる:(1) 授業時間外の学習の推進と支援 (2) 学生への迅速なフィードバック (3) 授業内容の理解度の迅速な確認。 (1) では,講義資料を事前に公開し,事前学習を促した.公開期限の徹底管理により,少なくとも授業当日までに,資料を印刷する学生が増えたようである.しかし,小テストをスマホで受験する学生がかなりおり,GFにおける全角/半角文字の誤入力や英字記号の読み間違いなど,スマホ画面が小さいことによる弊害が引き続き観測された.(2)では,GFを利用した小テストや課題では,期限までの解答を1回に制限することによって,評価及びフィードバックに係る作業負荷かなり軽減できた.提出課題は,やはり採点に時間がかかるが,返却時に個別コメントを行っている.さらに必要に応じて授業時に全体解説も行っている.(3)では,各人のスキルの状態に対応して大きく異なる進捗速度に対応する方策の検討が引き続き大きな課題である.
●2.(1)教育内容・方法の工夫
2023年度はすべての授業が新型コロナウイルス流行前の形態で実施されることとなったが,G7開催期間中や学会出張など,必要に応じてオンデマンド授業を利用するなど,新型コンロなウィルス流行前にはなかった新たな授業形態の利用が可能となっている.そこで,講義科目の授業運営については,できる限り休講ではなくオンデマンド授業を利用することによって,学年歴およびシラバス通りに授業を実施した.講義資料を事前にGCに公開し,学生自身が印刷して授業に臨むようにした.これにより,欠席者は自習ができるようにした.当日の講義内容に関する理解度を確認するためにGFを利用した小テストと時間外学習用の課題を出し,講義内容の理解の定着に努めた.GFの利用によって,課題については欠席者も実施できるように配慮した.ゼミナールでは,コミュニケーションカード(大福帳)を利用して各学生との交流を図った
●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
「経営情報論Ⅰ・Ⅱ」「アルゴリズムとプログラミング演習」「情報処理01・51」「初年次セミナー」「卒業研究」の7科目でアンケートが実施されたが,全体的に回答率30%未満と余り高くなかった.講義科⽬における授業内容の体系性については,⾼い評価を受けている.教授⽅法‧講義内容についても,声やスライドの使⽤⽅法についてはおおむね評価されているようである.但し,「情報処理」についてシラバスにない試験をしたことについて指摘があった.今後は,シラバスを十分確認し,シラバスに沿った授業運営を行う予定である.
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
単位僅少指導については,履修登録期間に間に合うように実施している.その他に,単位僅少学生以外のゼミナール学生についても,全員に面接を実施した.