(最終更新日:2023-06-02 12:41:45)
  フジイ フミコ   FUJII Fumiko
  藤井 文子
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   契約教員(教授)
■ 現在の専門分野
●専門分野
食生活学, 医療技術評価学, 食品科学 
●キーワード
食事形態、地域連携、地域包括ケア、管理栄養士業務マネジメント 
●主な研究テーマ
●共同研究・研究相談が可能な内容
■ 学歴
1. 1974/04~1978/03 徳島大学 医学部 栄養学科 卒業
2. 2012/04~2014/03 修士(農学)(第1973号)
■ 資格・免許
1. 1978/08 管理栄養士免許取得(第13713号)
2. 1978/04 栄養士免許取得(第5373号)
3. 2004/05 日本糖尿病療養指導士(2019年まで)
4. 1990/10 健康運動指導士(2020年10月まで)
■ 所属学会
1. 2002/05~ 日本病態栄養学会
2. 2003/05~ 日本静脈経腸栄養学会
3. 2004/05~ 日本栄養改善学会
4. 2009/05~ ∟ 理事
5. 2011/09~ 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
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■ 職歴
1. 2017/09~2023/03 広島修道大学 健康科学部 教授
2. 2023/04~ 広島修道大学 健康科学部 契約教員(教授)
■ 著書・論文歴
1. 著書  管理栄養士・栄養士の実践マネジメント (単著) 2018/02
2. 論文  病院における管理栄養士・栄養士の配置数がインシデント、病院食満足度、病院食喫食率に及ぼす影響 (共著) 2015/09
3. 論文  新調理システム導入による病院食及び給食経営マネジメントへの効果の検討 (単著) 2016/04
4. 論文  嚥下食の標準化による地域一体型栄養サポートチームの構築~勉強会と料理教室による食の地域連携~ (共著) 2013/06
5. 著書  Nbook 改訂 給食の運営 (共著) 2020/03
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■ 学会発表
1. 2022/10/07 それぞれの変化ステージにおけるコミュニケーションの重要性について(第60回日本糖尿病学会九州地方会)
■ 講師・講演
1. 2022/06 広島修道大学健康栄養学科の取り組みと地域連携活動(広島市)
■ 受賞学術賞
1. 1996/05 愛媛県栄養士会会長表彰受賞
2. 1998/06 日本栄養士会会長表彰受賞
3. 2012/11 全国自治体病院学会第50回記念大会 栄養分科会 最優秀演題賞
4. 2016/01 第54回全国自治体病院学会 栄養分科会 優秀演題賞 受賞
5. 2018/02 広島修道大学 地域つながるプロジェクト 優秀賞
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■ 授業科目
1. 給食経営管理実習Ⅱ(地域配食)
2. 給食経営管理実習Ⅱ(地域配食)
3. 給食経営管理論Ⅱ
4. 卒業ゼミ
5. 卒業年次セミナー
■ 主要学科目
給食経営管理
■ 担当経験のある科目
1. 栄養学(人間環境大学 松山看護学部)
2. 臨床栄養管理(松山東雲短期大学)
■ 社会における活動
1. 2019/05~ 管理栄養士国家試験委員
2. 2015/04~ 愛媛県科学技術振興会議 評価専門委員(産業技術評価専門委員)
3. 2009/05~ 愛媛県糖尿病協会理事
4. 2022/10~2023/03 (各種団体等の活動)広島湾7大海の幸活用 卸売市場や大学と連携し地域食づくり
5. 2022/07 (新聞取材)修道大生と魚介加工
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■ 委員会・協会等
1. 1978/04~ 日本栄養士会 会員
2. 2015/04~ 愛媛県科学技術振興会議 専門委員
3. 2015/04~ 愛媛県産業技術評価専門部会 委員
4. 2018/04~ 広島県栄養士会 会員
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2020/03 栄養士・管理栄養士臨地実習 実習生必携
2. 2020/04 給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ テキスト
3. 2022/04~ 給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ テキスト・帳票類
■ 教育に関する発表
1. 2022/03
日本食品成分表改定による病院での対応の一考察
日本栄養士会
食事療法学会
単著・共著の別:共同
栢下淳子、山崎幸
2. 2021/03
管理栄養士養成大学の立場からコロナ禍における臨地実習
公益社団法人 日本栄養士会
第40回食事療法学会
単著・共著の別:共同
藤井文子 栢下淳子
3. 2019/06
給食経営管理実習後におけるSOCスケールを用いた測定結果の考察
日本食育学術会議
日本食育学術会議 第14回大会
単著・共著の別:共同
村上淳、北島葉子、山崎真未、栢下淳子、山内有信
■ 開発した教材、教科書、参考書
1. 2019/09
摂食嚥下食の栄養指導マニュアル
医歯薬出版株式会社
単著・共著の別:共著
2. 2019/09
摂食嚥下食の栄養指導マニュアル 嚥下調整食学会分類2013に基づくコード別解説
医歯薬出版株式会社
単著・共著の別:共著
3. 2020/03
栄養士・管理栄養士臨地実習 実習生必携
総合栄養演習Ⅰ・Ⅱ
単著・共著の別:共著
4. 2020/04
給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ テキスト
給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ
単著・共著の別:単著
5. 2021/04
給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱテキスト・帳票類
単著・共著の別:単著
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■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 1978/04~2016/03 地域の基幹病院にて管理栄養士として勤務し、栄養管理・給食経営管理業務に38年間関わった
2. 1978/04~2016/03 管理栄養士・栄養士臨地実習の受け入れ
■ 改善への取り組み
前年度の点検・評価項目
●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
給食経営管理論及び実習は臨地実習に臨むにあたり最も重要な科目である。授業方針・計画共に臨地実習で生かされる内容を心掛けている。具体的には挨拶、報告・連絡・相談等も含め、レポートの書き方、大量調理に向いた献立作成、高齢者など施設別献立作成、おやつの献立作成などである。学生の作成した献立を授業時間以外に添削した。臨地実習では、学生の理解度が低い分野は事前指導を追加するなどして対応したことで効果はあったと考えている。また、積極的に巡視を実施し、学生の問題点を把握したことで臨地実習先から学生に関する重大な苦言は出ていない。臨地実習を終えた学生も成長が感じられ、授業の目標の達成度は高いと言える。
●2.(1)教育内容・方法の工夫
卒業基礎ゼミでは、広島県農林水産局からの依頼で「ひろしま地域食材PR事業」を中心に地域食材を使用したレシピを作成し、レシピカードを地域のレストランや高齢者に配布した。安佐南区で小松菜を生産している農園見学、広島湾でとれる魚を扱う中央卸売市場での試食会等を実施し、学生に栽培や流通に関しても興味を持たせる内容とした。また、乳和食(にゅうわしょく)と呼ばれる牛乳・乳製品を使用した料理レシピ開発と合わせ、戸山の高齢者に紹介し、サルコペニア・フレイル(虚弱)を予防する研究につなげた。卒業ゼミではさらに乳和食の血糖上昇抑制に対する効果も研究した。工夫した点として、料理の試作を学生に企画させ、実施することで、知識と技術の向上があった。必修授業のみで地域貢献を終わらせることなく、ゼミ活動で「地域包括ケア」に貢献できる管理栄養士の育成に寄与できると考えている。
●4.学生による本学の授業評価アンケート(独自のものでも可)の実施、分析、結果の活用状況
学生アンケートの回答を呼びかけ、結果を授業に反映させた。特に自由記載の項目を重視した。
●5.公開授業の実施状況
給食経営管理実習Ⅱ(地域配食) 参観者1名あり。
●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
チューター学生に関して単位僅少の場合は対面や電話にて相談を実施した。 直接話すことで、進路等の確認も可能であった。 チューター以外の学生からの相談で配慮学生の制度を紹介した。学生が申請し、学びやすくなったと報告があった。