前年度(2024年度分)の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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各回の授業において、学生に何を理解し、どのような学習内容を達成してほしいのかをより具体的に明文化した。これにより、学生は学習目標を明確に認識し、より主体的かつ意識的に授業に取り組むことができたと考えられる。前年度に引き続き、学生が自ら学びを深めるための道筋を明確に提示することに注力した。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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リアクションペーパーは、単なる授業内容の確認に留まらず、学生との双方向のコミュニケーションツールとして効果的に機能した。授業後に実施し、次回の授業冒頭で匿名でのフィードバックを行うことで、ゼミ生や所属学科以外の学生とも円滑に対話できた。これは、授業内容に関する疑問解消だけでなく、学生が抱える多岐にわたる質問、不安、悩みの解消にも繋がり、学生の学習意欲向上に大きく貢献したと考えている。
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●4.学生による本学の授業評価アンケートの実施、分析、結果の活用状況
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授業評価アンケートでは、平均4.7~5.0という高い満足度を得ることができた。これは、リアクションペーパーを通じた学生からの質問や意見に対し、丁寧にフィードバックする時間を設けたことが大きく寄与したと考えている。今後も、アンケート結果を綿密に分析し、授業内容の継続的な改善を図りつつ、授業内外での学生との積極的なコミュニケーションを重視していく。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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学生からは多岐にわたる質問や相談が寄せられ、学生の意向を尊重し柔軟に面談日時を設定して対応した。特に、何を相談すべきか迷う学生に対しては、対面で多様な話題を織り交ぜながら、学生の興味関心に合わせた「対話」を意識することで、彼らが抱える疑問や不安の解消に努めた。
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